それは年頭、平壌からもたらされた「文大統領」という甘い囁きから始まった ~ 韓国の平昌五輪を利用し、妹の金与正を使者にし、国連や米国の頭越しに文在寅を北朝鮮に呼び出すまで、「すべて俺のターン」な金正恩朝鮮労働党委員長

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 平昌五輪開会式で、迂闊にも、「金与正が上から差し出した手を下からおし頂く」決定的瞬間の映像を残した挙句、呼び出されるまま平壌の金正恩へ伺候するということになれば、韓国の文在寅大統領は「白頭血統」金王朝の一家臣の如くだな。外部からはそう見えるし、少なくとも北朝鮮は外部にそう見せる。

 全くもって困ったものだ。昨夜、ペンス米副大統領を激怒させた夕食会の件といい、文在寅という男には外交センスが決定的に欠けているのか。それとも、親北思想が徹底的に染みついているのか。今日のこの親書を受け取ってなお、

文氏は北朝鮮側に、早期の米朝対話が必要であるとの考えを伝えたという。

 こんなお花畑を口にしているところから考えると、限りなく前者な無能者だが、おそらくそのことを本人は自覚していない。困ったものだを通り越してマジやばいな。少なくとも米国は、今以上に韓国の現政権をスルーしてコトの準備を進めるだろう。そのリスクを自ら呼び寄せていることを、文大統領とその取り巻き達が自覚しなければ、春先、朝鮮半島は煽り抜きで戦火に包まれるぞ。

金正恩氏が南北首脳会談を呼びかけ 韓国大統領に訪朝を招請

 【ソウル=名村隆寛】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、韓国の文在寅大統領に早期の北朝鮮訪問を招請し、南北首脳会談を呼びかけた。韓国大統領府が10日、発表した。

 韓国大統領府ではこの日、平昌五輪の開会式に合わせて訪韓した北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長や金正恩氏の妹、金与正党中央委員会第1副部長ら北朝鮮代表団が文氏と会談。北朝鮮側は会談の場で、金正恩氏の親書を伝達。親書で金正恩氏は文氏の訪朝を求めた。

 文氏は北朝鮮側に、早期の米朝対話が必要であるとの考えを伝えたという。

(2月10日 産経新聞)

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