イギリス社会じゃ、社会人一年生の時点で「ほうれんそう(報告連絡相談)やかくれんぼう(確認連絡報告)は仕事の基本」と習わないのかね? 当然、英語での言い回しでだけど。
ちなみにパテル国際開発相は、ネタニヤフ首相らと会談した際に、英国政府内での意見調整をしていないのにも関わらず、同国がイスラエル軍支援に注力すると口約束をしていたそうで、これはもう「ほうれんそう」やスタンドプレー云々以前の問題の大失態。そもそも、国際開発相が関わる領域の話じゃないだろ。どんだけ「自分からお仕事頑張ってるワタシ大好きっ子」なのよ、プリティちゃんは。
この手の一見有能に振る舞う「無能な働き者」は、ホント組織的には迷惑な存在なのよね。往々にして、仕事の成功率が1~2割の癖に「成功は自分の手柄、失敗は他人のせい」で全然反省しないアスペルガーな高学歴バカでもあるから、更にタチが悪い。
少し前までうちにもいて、流石に堪忍袋の緒が切れたんで丁重に蹴り出させて頂いたが、そのバカのせいでうちの組織についた悪評の後遺症がまだ消えない。だから今回ブチ切れて、プリティちゃんをアフリカから呼び戻し、その場でクビにしたテリーザ・メイ英首相の気持ちは分かる。よく分かる。
世が世なら、こんな感じで処分したくなる「無能な働き者」。ゼークトさんの言う通りに。
(CNN) 英国のパテル国際開発相は8日、政府に無断でイスラエル首相らと会談した問題をめぐり、辞任した。
パテル氏は、今夏の休暇中に無断で会談していたことが発覚。これを受け、メイ英首相により訪問先のケニアから呼び戻されていた。
パテル氏はイスラエル訪問中に十数の個人・団体と会談。その中にはネタニヤフ首相やイスラエル外務省高官のほか、ネタニヤフ政権と連立を組む中道政党「イエシュアティド」の党首も含まれていた。こうした無断の会談は外交規範の重大な違反に当たる。
パテル氏は今回、メイ首相に宛てた辞表の中で謝罪。メイ首相は、パテル氏が報告なしに会談を行っていたことに関して同氏を強く叱責(しっせき)した。
パテル氏の辞任により、メイ首相率いる保守政権はさらなる混乱に陥ることになりそうだ。
同政権では先週、英議会で広がるセクハラスキャンダルに関連してファロン国防相が辞任。またメイ首相の側近であるグリーン筆頭国務相は週末、2008年の仕事用コンピューターの中に「過激な」ポルノコンテンツが発見されたとの疑惑が浮上したことを受け、疑惑の否定を余儀なくされていた。
さらに7日には、個人的な不品行に関する疑惑が浮上して解任されていたウェールズ政府の元閣僚、カール・サージェント氏が遺体で発見された。英PA通信は自殺とみられると伝えていた。
(11月9日 CNN)
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