小田桐さんは「隕石が見つかってほしかったが、地上に衝突したら溶けてしまう彗星(すいせい)だったと思うほかない」と無念の表情。
いやいや、諦めるのはまだ早い。落ちてきたのが
ならば、今そこに彼女がいなくても隕石がなくても、それは至極、説明のつくことだったのです(NR 石坂浩二)
直径約3メートルの不思議な穴が見つかった青森県つがる市稲垣町の麦畑で31日、土地を所有する会社経営、小田桐賢一さん(48)が掘削調査を行った。県立郷土館職員や天文愛好家が隕石(いんせき)落下の可能性を指摘していたが、証しとなる石は見つからなかった。小田桐さんは「残念、諦めるしかない」と調査を終える考えを示した。
調査は、朝9時すぎから約3時間かけ、家族4人で行った。穴の中の軟らかい土の部分に2メートルの棒を刺し、穴が続いていると思われる場所を確認しながら作業。ある程度重機で掘っては、棒付近をスコップで掘ることを繰り返した。
最後は、軟らかい部分がなくなった地表から約3メートル付近の土を一画に集め、手作業で調べたものの、隕石らしきものはなかった。
作業後、小田桐さんは「隕石が見つかってほしかったが、地上に衝突したら溶けてしまう彗星(すいせい)だったと思うほかない」と無念の表情。「何かが落ちてきたことだけでも、とても珍しいこと。いい夢を見させてもらいました」と語った。
県立郷土館学芸課の島口天学芸主幹は取材に「隕石が見つからず残念としか言いようがない。穴ができた原因が不明となってしまった」とコメントした。
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