先進国の大型商業施設で大量虐殺しようと思ったら、映画や中東の「現場」のように、テロリストが大量の銃器を乱射したり、建物全部をぶっ壊すような強力爆弾を仕掛ける必要は無い。空調装置に毒ガス発生装置や炭疽菌の塊を仕込んだり、最上部近くのガラスを粉砕するのに足る程度の内圧を得られる小爆弾を転がしておくだけで十分。
いや、それすらも不要か。「そういう仕掛け」を現地で疑わせるだけで、被害者同士は簡単に殺し合ってくれる。自分たちの暴走や恐慌、利己心などによって。
「今回、ドイツの空港で起きた騒動は、どこまでが必然の事故で、どこからが偶然の悲劇だったのかしら」
興味深いねえ。今回の異臭の正体も含めて。もしおいらが現地のテロリストだったら、刺激臭のする物質だけをこの空港に仕掛けて、混乱の発生状況だけを観測しているね。同規模・同種の空調システムを採用している空港で、モノホンのBCテロを実行するための予行演習として。
ドイツ北部ハンブルクの空港で12日、異臭とともに多くの人々が目の痛みやせきの症状を訴えた。DPA通信によると、約50人が負傷した。異臭は空調施設から漂ってきた可能性が高いという。この影響で、空港は一時閉鎖された。警察で詳しい原因を調べている。(ベルリン=高野弦)
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