当方の主張は一ヶ月前のこのエントリーから、少しも変わらないし、日本政府が取るべき主張も同様と考える。とにかく、盗人猛々しいこいつらの主張を、丸呑みするのだけは、決して許してはならない。
日本で盗まれた仏像、引き渡し禁止 韓国の地裁が決定
【ソウル=中野晃】韓国の大田(テジョン)地方裁判所は25日、長崎県対馬市の寺院から昨年10月に盗まれて韓国で見つかった仏像について、韓国政府が日本に勝手に引き渡すことを禁じる決定を出した。日本政府は外交ルートを通じて返還要請をしており、韓国政府の対応によっては外交問題になる可能性がある。
仏像は、県指定有形文化財の「観世音菩薩坐像(ぼさつざぞう)」(観音寺)。韓国の学者が「高麗時代(14世紀)に浮石寺(現在の韓国・瑞山市)で鋳造された記録がある」と主張し、この浮石寺が韓国政府を相手に、日本に渡った経緯が判明するまで勝手に他者に引き渡さないように求める仮処分を申請していた。
仏像を保管中の韓国文化財庁によると、地裁の執行官が26日、同庁を訪れて「勝手に動かさないように」と命じた。裁判所は決定の理由を明確には示していない。
(2月27日 朝日新聞)
対馬で盗難の仏像「返還ダメ」=地裁が仮処分、外交摩擦も―韓国
【ソウル時事】長崎県対馬市の寺から盗まれ、韓国に運び込まれた仏像について、韓国の大田地裁は26日、寺が仏像を正当に取得したことが証明されるまで韓国政府は日本側に返還してはならないとする仮処分決定を下した。聯合ニュースが報じた。返還を求めている日本側の反発は必至で、外交摩擦に発展する可能性も出てきた。
仏像は観音寺が所有していた県指定文化財の「観世音菩薩坐像」で、朝鮮半島から伝来したとされる。他の仏像と共に盗まれ、1月に韓国人の男が韓国警察に逮捕された。
その後、仏像は忠清南道のプソク寺で造られたと主張する市民団体がプソク寺への返還を求める仮処分を申請していた。
決定は「観音寺が仏像を正当に取得したことが裁判で確定するまで、韓国政府はプソク寺が委任した執行官に仏像を預けなければならない」としている。地裁関係者は「完全に返還しなくてよくなったわけではない。決定が国際法上、通用するか検討も必要だ」と話している。
(2月26日 時事通信)
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