朴槿恵大統領が「条件付き辞任」表明で時間稼ぎな件について

　どうみても、辞任意思を表明することでセヌリ党からの造反者を減らし、野党連合の弾劾訴追案を不成立に終わらせる小細工です。韓国国会に自身の辞任時期を決めさせるとボールを預けることで、更に彼らの混乱を助長し、結果として、自身の任期を一日でも長くもたせる策謀です。本当に以下略。

「スパッと辞めんかい！スパッと！」

　ただ単に、姑息としか思えませんな。せめて「何月何日に自分の判断と責任で辞めます」と宣言しなさいよ。それを決められる権限を有している立場なんだから。

朴槿恵大統領、国民向け談話発表　条件つきで辞任する意向表明

　朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日午後、国民向けの談話を発表し、条件つきで辞任する意向を表明した。

　朴大統領の会見からおよそ2時間が経過したが、およそ5分ほどの会見は、「地位は退く」と言いながらも条件をつけ、しばらく大統領職にとどまることを意味したことから、反発は収まらない。

　朴大統領は会見の冒頭「100回でもおわびするのは、当然の道理だ」と謝罪し、国会が安定的に政権を移譲できる方法を作ることなどを条件に、大統領職から退く意向を明らかにした。

　しかし、具体的な日程日付が示されていないうえ、崔順実(チェ・スンシル)被告らとの共謀関係を認定された事件の詳細については、「近いうちに詳細を申し上げる」としただけで、どのような形で説明するのか、明らかにしなかった。

　最大野党の「共に民主党」のチュ・ミエ代表は「何の反省もなく、弾劾を控えてのかく乱策で見せかけだ」と非難し、弾劾手続きを推進していく姿勢を明らかにした。

　今後は、弾劾訴追案に同調する動きを見せていた与党セヌリ党内の一部勢力が、この談話を受けてどう出るかが最大の焦点で、現在行われているセヌリ党の議員総会のあと、最終意見をまとめるという。　

(11月29日 FNN)

　ここで「【艦これ】秘書艦Saratogaの後部甲板に着艦したい」を紹介。