一昔前なら、「関係者の尻の穴は深い」もとい「関係者の利害の闇は深い」な地元名士オールスター総出演になっていたであろう、ローカル・スキャンダル。
とはいえ、2016年に当時と同じ騒ぎを期待するのは流石に無理かな。嵯峨元のパートナーが、地元の名士界隈の寵愛を一身に集める美少年達とかならまだしも。
うほっ。
てな感じで油断していると、オッサン一人失脚させるだけで、意外なところに大きな利害関係が生まれるのが、田舎の権力構造。しばらく現地の様子を見てみるか。北国新聞に北陸放送も巻き込んだ、面白い第二幕が上がるかも知れないし。
石川県警は19日、北国新聞社取締役の嵯峨元(はじめ)容疑者(60)(金沢市石引)を医薬品医療機器法違反(指定薬物輸入)と関税法違反(指定薬物輸入未遂)の疑いで逮捕した。
嵯峨容疑者は容疑を認めている。
発表によると、嵯峨容疑者は昨年11月、指定薬物の亜硝酸イソブチルを含有する危険ドラッグの通称「ラッシュ」の液体が入った小瓶計12本を米国から国際郵便で輸入するなどした疑い。
同社広報部によると、嵯峨容疑者は1982年に入社し、現在は事業担当取締役と関係会社社長を務めている。
坂野洋一・広報部長は「当社取締役が逮捕されたことは誠に遺憾。逮捕前に辞任届が出されたが、捜査の状況をみながら取り扱いを含めて厳正に対処する」とするコメントを出した。
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