【脅迫と要求のギャップ】製薬6社などに青酸カリと脅迫状が送りつけられる【犯人の狙いはビットコインじゃないだろ】

  •  脅迫文には「青酸カリを入れた。偽物の薬を作って流通する。2月22日まで3500万ウォンをビットコインで送りなさい。送らなければ悲劇が起こる」と印刷されていた。
  •  差出人の一部は「麻原彰晃」となっていたほか、死刑が執行された複数のオウム真理教元幹部や、暴力団幹部の名前が書かれたものもあった。消印はいずれも都内だった。

どうにも内容ちぐはぐ&文章メタメタな脅迫状。「3500万ウォンをビットコインで」の時点で「お前は何を言っているんだ?」、というか「韓国やら仮想通貨やらオウムやら中途半端に流行の言葉で脅迫文作ってみました」感が半端ない。

普通に考えれば、青酸カリを手に入れられる職場で働いているバカタレが、調子に乗ってやらかしているド迷惑なイタズラの可能性大。だけど、他の記事で触れられているこの2点が気になる。

「仮想通貨送らねば悲劇」 複数の製薬会社と毎日新聞社に青酸カリとみられる粉末(2019/1/26 毎日新聞)

  •  捜査1課によると、25日に粉末が入った封筒が届いたとの通報が警視庁麹町署や赤坂署など5署に相次いだ。
  •  捜査1課によると、昨年1月にも暴力団幹部名などでほぼ同じ文書が複数の製薬会社に届く事件があったが、この時は粉末は同封されていなかったという。

「脅迫文が届いたのはほぼ同時で金曜日の1月25日」「前回も同様の脅迫行為があったが青酸カリが同封されていなかったためか(ほとんど?)報道されなかった」ってことだよな。ということはさ、一連の脅迫行為はさ、


「週明けの証券相場でひと稼ぎ狙っている人の仕込みじゃないのかな?かな?」

1社あたり3500万ウォン、日本円換算でたかだか340万円分のビットコインを数社から掻き集めるのが目的というよりは、よっぽど納得いく。脅迫も相場操作も成功する確率は限りなくゼロだけど、まだ納得がいく。

ともあれ、どういう効果が予想されるされるかは敢えてここに書かないけど、ターゲットにされた製薬会社株の取引に不審な点がないか、今のうちに確認しておくべきだと思うんだぜ。捜査一課というより、捜査二課と証券取引等監視委員会は。

製薬6社に青酸カリか=「偽薬流す」脅迫文も―東京

東京都内の製薬会社6社などに青酸カリとみられる白い粉末が郵送されていたことが26日、警視庁捜査1課への取材で分かった。
「偽の薬を流す」などと書かれ、金銭を要求する脅迫文も同封されていた。同課は文面が酷似していることから、同一人物が送ったとみて恐喝未遂容疑で捜査を始めた。
同課によると、粉末などが届いたのは製薬会社6社のほか毎日新聞東京本社で、25日に各社から被害相談が相次いだ。粉末は少量で透明なポリ袋に入っており、同課は簡易鑑定の結果、青酸カリの可能性が高いと判断した。
脅迫文には「青酸カリを入れた。偽物の薬を作って流通する。2月22日まで3500万ウォンをビットコインで送りなさい。送らなければ悲劇が起こる」と印刷されていた。
差出人の一部は「麻原彰晃」となっていたほか、死刑が執行された複数のオウム真理教元幹部や、暴力団幹部の名前が書かれたものもあった。消印はいずれも都内だった。

(2019/1/26 時事通信)

ここで「春の訪れ」を紹介。

この木なんの木気になる木が狂気の木になって帰ってきたでござる。おかえり!

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