去年の11月、初飛行に成功した時は、もう大丈夫かな?と思っていたが、その後も主翼強度がどうとか今回の試験飛行でも空調システムがどうとか、どうにも安定しないねえ。
二度目までならマルクスの言葉遊びのレベルで誤魔化せるが、三度目以降も同じようなトラブル続くようなら、こりゃもう、必然や運命にかこつけて抜本的チェックを開始するレベルの、機体の致命的欠陥や何者かによる破壊工作を疑った方がいいんじゃね?
個人的に一番疑っているのは、公式発表にある空調システムの欠陥じゃなく、与圧システムと機体構造のミスマッチ。
MRJの空調システムは、海外メーカー機で実績のある連中が組んでるからな。おそらく、こちらに機器的な欠陥はない。問題が起きているのは、十中八九、空調の前の段階だよ。
具体的には、高高度飛行に移った時点で、ダクトが氷結したんじゃないかな。そのために与圧システムがトラブり、その影響で空調システムが死んで機内温度が急変したってオチに1票。
破壊工作の可能性にも、0.5票くらい入れるけどね。いずれにしても、作業が終わるまで長引くだろうなあ。今回のトラブルに対する技術者達による「真相究明」と、偉い人達による「公式発表」のシナリオ作りと、その両者の意見のすり合わせ。
三菱航空機(愛知県豊山町)が開発を進める国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の1号機が28日、米国に向けて県営名古屋空港(同町)を出発し最初の給油地である北海道を目指したが、再び同空港に引き返した。空調システムにトラブルが発生したためで、同じ理由により2日連続で離陸後に引き返す事態となった。
再出発の時期について、三菱航空機は「(機器の)点検結果を見て判断する」(広報部)と話しており、29日以降になる見通し。空調システムには一段と入念な点検が求められており、再出発までに時間がかかる可能性が出てきた。
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