自国がゴタゴタしている時、仮想敵が介入する余裕を持てないよう政治・破壊工作を仕掛けるのは、紛争地域の住人の常套手段。
そうと見せかけて、紛争のタネをゴタゴタしている国の周辺にばら撒き、身に覚えのない騒動へ巻き込んで奔命に疲れさせるという手法もある。素知らぬ顔で、「クーデター大変でしたねー」と該当国の大統領にお見舞いを申し上げながら。
「トルコはクーデター騒動の後始末で大変でしょう。アルメニア-アゼルバイジャン方面のゴタゴタは、ロシアがまとめて面倒を見ますので、どうかご心配なく」
こわいこわい。
【エレバンAFP=時事】旧ソ連のアルメニアの首都エレバンで17日、拘束中の野党勢力指導者とつながりがある武装集団が警察施設を占拠し、警官1人を殺害した。
警察幹部を含む複数の人質を取り、サルキシャン大統領の辞任と政治犯の釈放を求めている。
武装集団の1人はソーシャルメディアで、人質の中にはアルメニア警察の幹部が含まれていると表明。武装集団と接触した議員によると、警官8人が人質に取られ、高血圧の1人だけが解放された。
地元メディアによれば、武装集団は6月に銃器所持の疑いで逮捕された野党勢力指導者セフィリャン氏の釈放を要求。メンバーの1人はフェイスブックに「われわれはセフィリャン氏の命令のみに従う。サルキシャン(大統領)は辞任しなければならない」と書き込んだ。
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