安倍晋三にとっては願ったり叶ったりな「二階俊博の敗北」 ~ 和歌山県御坊市市長選で二階俊樹が惨敗

 ぶっちゃけ、二階俊博がまともな後継者を立ててやれば、柏木征夫も素直に引退して席を譲ったと思うよ。しかし、父親の悪いところだけ引き継いだ二階俊樹が後釜に据えられるとなれば、話は別。24年の自分の実績を半年でぶち壊しそうな欠陥品に任せられるかと、柏木が親分に弓を引くのも無理からぬことだ。

 ただ、ここまではよくある話としても、まさかこんな結果になるとはね。

柏木征夫:9,375票

二階俊樹:5,886票

 「雇われ番頭が本家のボンに6割増しの大差をつけての圧勝」。これを御坊市有権者の良識故とみるか、それとも、

自民の地方議員は、「二階先生や閣僚らの熱心な応援が『父親がいなければ何もできないのか』とかえって市民から反発を招いたのかもしれない」と嘆いた。

 これか。もし、この効果を狙って、安倍晋三一派が援護射撃という名のフレンドリーファイヤを続けたのであれば、なかなかの妙策だったな。党として、総務会長の息子の選挙サポートに手を抜かなかったという実績は残した。同時に、安倍政権にとって何かと「目の上のたん瘤」である二階派の勢力を削ぐことにも成功した。柏木征夫の保守市政は、基本これまで通りだ。

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 万々歳じゃん。この手の寝技が使えるなら、7月の参院選も心配要らないな。

二階俊樹氏敗北 二階王国、陥落 長男が落選し、絶大な権勢にも影響か

 自民党の二階俊博総務会長のおひざ元、和歌山県御坊市の任期満了に伴う市長選は22日、投開票が行われ、即日開票の結果、現職の柏木征夫氏(75)が、二階氏の長男で元政策担当秘書の俊樹氏(51)=自民、公明推薦=を退け、7選を果たした。御坊市は「二階王国」とうたわれる二階氏の長年の地盤。牙城の陥落は、国政での二階氏の力にも少なからず影響しそうだ。

 同日夜、市内の俊樹氏の選挙事務所では、落選が決まると、詰めかけた地元の国会議員や県議らは、沈痛な表情を浮かべ、重苦しい雰囲気が広がった。

 今回の市長選は、安倍晋三政権の閣僚や自民の稲田朋美政調会長、小泉進次郎衆院議員らが俊樹氏の応援に入るなど、人口約2万5千人の自治体としては異例ずくめの選挙戦だった。

 二階氏父子と対峙することになった柏木氏自身、平成4年の市長選に二階氏の求めで出馬し、二階氏系の県議や市議らの支援で当選を重ねてきただけに、二階氏も当初は情勢を静観していた。ところが俊樹氏の劣勢が伝えられるようになると、「自分の選挙でもここまではしなかった」(柏木氏の陣営関係者)と言われるほど、積極的に街頭演説に繰り出し、俊樹氏の支持を呼びかけた。地元の有力者には二階氏自ら電話をかけるほどの念の入れようだったという。

 これまで、無類の選挙の強さが二階氏の力の源泉だっただけに、地元を二分した上、長男が敗北を喫したことで、国政や関西政界での影響力の低下は避けられそうにない。自民の地方議員は、「二階先生や閣僚らの熱心な応援が『父親がいなければ何もできないのか』とかえって市民から反発を招いたのかもしれない」と嘆いた。

(5月22日 産経新聞)

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