2006年、長野でのNHK杯で、村主章枝&中野友加里の両先輩を凌駕した浅田真央が、2015年、同じ長野でのNHK杯で、200点越えの宮原知子に追い越された。
フィギュアスケート全日本選手権女子FS・結果 ~ やはり最後は浅田真央女史か。そしてポスト・真央ちゃんは宮原知子嬢で決まりだな(2012/12/23)
鈴木明子女史や村上佳菜子女史もそれぞれに持ち味はあるが、宮原嬢からは、十代前半の頃の真央ちゃんと同じ「匂い」がするんだよね。
3年前のこのエントリーを思い出した。宮原の成長と挑戦が浅田の貯金と実績を上回った瞬間を目にできたのは、嬉しくもあり、悲しくもあり。
悲しいけれど、どんなに目を背けていても、いつかは来るんだよね。「この日」は。
これで女子のGPファイナル出場は、「米国女王」グレイシー・ゴールド、「新星」エフゲーニャ・メドベデワ、「金色の妖精」エレーナ・ラジオノワ、「日本の新エース」宮原知子、「採点後の顔が超怖かったです」アシュリー・ワグナー、そして「気がつけば最年長」浅田真央の日米露対決か。ロシア勢が優位だろうけど、やっぱり見たいねえ。復活の真央ちゃん。
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦となるNHK杯は28日、長野で女子フリースケーティングが行われ、前日のショートプログラム(SP)で首位の宮原知子(関西大中・高スケート部)がフリー133.58点、合計203.11点で初優勝した。2位にはコートニー・ヒックス(米国)でフリー117.52点、合計183.12点。SP4位の浅田真央(中京大)はフリーで120.49点をマークして巻き返し、合計182.99点で3位に入った。この結果、宮原、浅田ともに12月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)進出を決めた。
宮原は、冒頭のトリプルルッツからの3連続ジャンプを決めて勢いに乗ると、続くトリプルループも着氷。安定感のあるジャンプを次々と決め、ステップでは伸びやかなスケーティングを披露。体を大きく使って情感豊かに音楽を表現し、観客を引き込んだ。
一方の浅田は、冒頭のトリプルアクセルで回転がほどけ着氷が乱れるなど、ジャンプでミスが出た。しかし、流れるようなスケーティングと、大人の魅力あふれる表情豊かな演技を見せ、順位を1つ上げてバルセロナ行きを手にした。
(11月28日 スポーツナビ)
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