本家筋・ホンダに続き、トヨタや日産、富士重、マツダも、潮が引くかのごとく一斉にタカタ製エアバッグ部品の不採用を公表。
去年、全米リコールを巡ってホンダに梯子を外されただけじゃ、ここまでの事態にはならなかった。今月頭、ホンダに過去の嘘報告がバレたのが致命傷だったな。技術的不備はミスだが、不備を隠して嘘を吐くのは罪。というわけで、
これからタカタの「領土」は、オートリブとダイセル、TRWあたりに、加速度的に侵食されてゆくだろう。今回のような事態でもない限り、一度居場所を奪われれば、取り戻すのが難しいのがエアバッグ。タカタが業界三強の座に復帰するには、軽く10年はかかるだろう。それも、この1-2年を生き延びることができればの話だが。
日産もタカタ製エアバッグ用インフレータ採用せず-ホンダなどに続き
(ブルームバーグ):日産自動車は、顧客の安全を最優先するため、今後は新型車にタカタ製エアバッグ用インフレータ(膨張装置)を使わないとの方針を明らかにした。日産の広報が7日、ブルームバーグなどメディア各社に電子メールで声明を発表した。
電子メールは「米運輸省道路交通安全局(NHTSA)の発表した方針に沿う形で、新型モデルでは硝酸アンモニウムを使ったインフレータは採用しないことを決めた」と言明。その上で、「顧客の安全を第一として、リコールしている既存車のインフレータ交換を可能な限り早期に実施する」としている。
タカタの最大顧客であるホンダは4日、今後新型車にタカタ製インフレータを使わない方針を示し、トヨタ自動車も6日に表明している。タカタと米当局は現地時間3日、タカタ製エアバッグ搭載車のリコール問題を受けて最大2億ドル(約240億円)の民事制裁金を支払うことや、乾燥剤を含まない相安定化硝酸アンモニウムを火薬成分に使ったインフレータの製造販売を段階的に中止し、新規の供給契約を締結しないことなどで合意している。
米バリエント・マーケット・リサーチのプレジデン ト、スコット・アッパム氏(ニューヨーク在勤)は、エアバッグ産業を20年以上見てきた経験から「主要顧客がタカタの製品をもう使わないと公に表明した以上、生き残ることは難しい」と指摘し、インフレータの製造業者としてのビジネスは立ち行かなくなるだろうという見方を示した。
ここで「【MAD】キュア松さん【プリキュア×おそ松さんOP】」を紹介。
声優が微妙にかぶってる両作。
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