チュニジアの国民対話カルテットがノーベル平和賞受賞な件について

 フィーベ委員長はチュニジアの治安が依然として不安定な状況に言及し、「チュニジアにおいて民主主義を守る機能を果たし、中東や北アフリカにとどまらず、全世界で平和と民主主義の促進に取り組む人々を鼓舞させることを祈っている」と授賞の意義を説明するとともに、中東全体の民主化を後押しすることに期待感を寄せた。

 つくづく、ノーベル平和賞って代物は「当事者周辺の思惑で決まるで賞」だな。去年のマララ・ユスフザイ嬢然り。一昨年の「全く意味不明」化学兵器禁止機関然り。その前に至っては、目下地獄の混乱真っ最中の欧州連合が受賞者だぞ。

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 個人的には「国際的罰ゲーム」と同義のノーベル平和賞。よくこんなものを欲しがる連中がいるもんだ。「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会なんて「周辺の思惑を利用して名誉ゲットだぜ!」集団や、いまだに現世にしがみついてその機会を狙ってるBL趣味な大勲位、肩書コレクターな某宗教団体会長を腹の中に抱えている島国の人間が言えた義理じゃないけどさ。

<ノーベル平和賞>チュニジアの国民対話団体に…民主化貢献

 【ロンドン矢野純一】ノルウェー・ノーベル賞委員会のフィーベ委員長は9日、2015年のノーベル平和賞を、チュニジアで13年にイスラム政党と世俗派の対立解消に貢献した国内の4団体からなる「国民対話カルテット」に授与すると発表した。中東の民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで政治対立を対話で解消し、民主化の進展に貢献したことが評価された。

 ◇「アラブの春」成

 チュニジアでは11年1月に大規模な反政府デモによってベンアリ独裁政権が崩壊し、「ジャスミン革命」と呼ばれた。その後、新憲法の内容やイスラム過激派対策を巡り、イスラム政党と世俗政党の対立が激化。民主化の停滞が危ぶまれたが、チュニジア労働総同盟(UGTT)など4団体で形成した「国民対話カルテット」が13年に政党間の和解を仲介したことで、挙国一致型の暫定政府樹立に成功し、早期の憲法制定や選挙実施にこぎ着けた。

 委員長は授賞理由を説明する中で、チュニジアで深刻化した宗教や政党の対立は内戦の危機にあったと指摘し、「対話によって性別や政治信条、宗教に関係なく基本的人権を尊重した憲法を制定して民主的な選挙を行い、平和的な政権移行につなげた」と評価した。

 「アラブの春」は中東や北アフリカに波及したが、カダフィ独裁政権が崩壊したリビアや内戦に発展したシリアでは過激派組織「イスラム国」(IS)が台頭。長期政権が崩壊したエジプトやイエメンも混乱が続いている。成功例とされるチュニジアでも今年3月には首都チュニスで日本人3人を含む22人が犠牲となったテロが発生し、6月にも北部スースのリゾートホテルで銃乱射事件が起きている。

 フィーベ委員長はチュニジアの治安が依然として不安定な状況に言及し、「チュニジアにおいて民主主義を守る機能を果たし、中東や北アフリカにとどまらず、全世界で平和と民主主義の促進に取り組む人々を鼓舞させることを祈っている」と授賞の意義を説明するとともに、中東全体の民主化を後押しすることに期待感を寄せた。

 UGTTのフセン・アバシ事務局長はロイター通信に「チュニジアにとって大きな喜びであり、誇りであるだけでなく、アラブ世界にとっての希望だ」と喜びを語った。アバシ氏は「受賞決定は対話が正しい道に導くというメッセージであり、われわれの地域に武器を置いて交渉のテーブルについて協議せよと促している」と述べた。

 一方、戦後70年に合わせて受賞の期待が高まっていた日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協、本部・東京)は選考されなかった。

 ノーベル平和賞は、その年の2月1日までに各国の政府や国会議員、大学教授、過去の受賞者、国際機関の職員などによって推薦された候補者からノーベル賞委員会(5人)が選出する。

 1901年の創設以来、昨年まで計128個人・団体(複数回受賞の組織あり)が受賞している。今年は273個人・団体に対する推薦があった。

 授賞式は、ノーベル賞の創設者であるアルフレッド・ノーベルの亡くなった日にちなみ12月10日、オスロ市庁舎で行われる。今年の賞金は800万スウェーデンクローナ(約1億1600万円)。

 ◇チュニジアの「国民対話カルテット」◇

 チュニジア最大の労働組合である労働総同盟(UGTT)を中心に人権擁護連盟、経団連(UTICA)、全国弁護士会の4団体(カルテット)で構成。2011年の「ジャスミン革命」でベンアリ独裁政権が転覆した後、イスラム政党と世俗政党の対立が深刻化する中、中立的な立場で仲介役を果たした。新憲法の制定や選挙管理委員会の設置などを定めた行程案をまとめ、「対話」を基にした民主化に道筋を付けた。

 ◇アラブの春◇

 チュニジアで2010年12月に路上で果物を無許可で販売していた若者が女性警官に摘発され、抗議の焼身自殺をしたことを機に反政府デモが拡大、11年1月に長期独裁政権の崩壊につながり、中東各地にも飛び火した民主化運動。ツイッターなどでデモや集会が呼び掛けられ、長年の抑圧に耐えかねた市民の怒りが広がった。エジプトやリビア、イエメンでも強権的な長期政権が倒れたが、政情は安定せず、「チュニジアが唯一の成功例」とも言われる。シリアでは、抗議デモに対するアサド政権の弾圧が内戦へとつながり、過激派組織「イスラム国」(IS)が勢力を拡大した結果、大量の難民が欧州に押し寄せている。

(10月9日 毎日新聞)

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