ユーロ圏財務相会合、ギリシャ支援の判断を持ち越しな件について

 ギリシャが提出してきたEU寄りの財政改革案を評価して、そろそろ手打ちにしたいフランスをはじめとした支援賛成派。まだ不十分だとして判断を保留したドイツなどの反対派。両派の意見対立の調整がつかず、判断持ち越しの図な訳だが、記事内でも触れられている通り、意見対立の本質はそこじゃないよな。

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「何枚舌を持っているかわからないギリシャ政府の約束を、主様らは信じられるか、信じられないか」じゃよな?

 最終的に判断する器官が、脳みそというよりハートの領域の話だからなあ。片が付くときは一気だろうが、普通は無理だよな。既にこじれ済みという一点だけで、メルケルがよほど器の大きいところを見せない限りは無理。

 と言っても、仮に今回EU&ユーロ陣営がギリシャを見捨てれば、ロシアなり中国が「んじゃ、うちらギリシャ買います。文句ないよね?」するだろうから、チプラス一派を突き放してハイ終わりとできないのも、今の欧州の辛いところ。ヨーロッパの魂の集合体が、明日どういう手打ちの口上を披露してくれるかに、今から興味津々。

(7/12 PM6:30追記:本日予定されていたEU首脳会議は中止。ギリシャへの金融支援問題は、ユーロ圏各国のみで協議する運びへ。あらら)

ギリシャ支援策、結論出ず12日に再協議 ユーロ圏財務相会合

【AFP=時事】ギリシャへの金融支援を協議するためベルギー・ブリュッセル(Brussels)で11日に開かれたユーロ圏財務相会合(ユーログループ、Eurogroup)は結論が出ないままいったん終了し、12日午前に改めて協議することになった。

 国民投票で否決されたものと似た内容の改革案を改めて提出したギリシャ政府に対する疑念が広がっている中、イェルン・デイセルブルム(Jeroen Dijsselbloem)議長(オランダ財務相)はギリシャの信頼性について話し合ったが結論は出なかったと述べた。

 財務相会合の結論を踏まえて12日夜に開かれる欧州連合(EU)28か国の緊急首脳会議でギリシャ支援策を決め、これがギリシャをユーロ圏に残留させる最後のチャンスになるとみられていたが、マルタのジョゼフ・ムスカット(Joseph Muscat)首相は財務相会合で結論が出なかったため12日は「長い1日になるだろう」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

(7月12日 AFP-BB)

 ここで「【MAD】がっこうぐらし!真実のPVを作ってみた」を紹介。


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「だいたいあってる」「日常系アニメ」。嘘は言ってません。

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