火災現場となったプールの構造が良く分からないけど、仮に屋内式じゃなかったとしても、床に積もった可燃性粉塵が舞い上がって、一時的に高濃度な状態になれば、煙草の火や照明の火花、下手すりゃ静電気でも簡単に着火&爆発するからなあ。
普通、この手のイベントの演出では、泡や不燃性の物質を使うけど、今回は主催者の勉強不足と、イベント会場の構造の不適切さとの、不幸なマリアージュが起きたということか。
とりあえず、
プールサイドで飛ばしていいのは恋の火花だけ、爆発していいのはリア充だけということで。
まじめな話、手足に火傷を負った程度ならまだマシ。怪我人のうち何人かは気管経由で体の中を焼かれてるだろう。気道熱傷は、後から肺水腫とかに繋がるからタチが悪い。そっちの方の怪我人の数や状況は、どうなんだろうな。見た目じゃ重篤度が分からないケースも多いから心配。
レジャー施設でイベント中に火災 日本人含む500人以上けが 台湾
台湾北部のレジャー施設で27日夜、若者向けの音楽イベント中に火災が起き、日本人女性2人を含む、500人以上がけがをした。
27日夜、台湾・新北市のレジャー施設のプール周辺で開催されていたイベントで、ステージから観客に向かって、カラーパウダーをまいたところ、突然引火し、会場は炎に包まれた。
台湾メディアによると、この火災で、546人がやけどをした。
30代と20代の日本人女性2人も、足などにやけどを負ったが、命に別条はないという。
「レインボーパーティー」と名付けられたこのイベントは、観客に、色のついたコーンスターチなどのパウダーを吹き付け楽しむもので、当時、多くの人が、水着など薄着だったため、被害が拡大したとみられている。
台湾当局は、イベントの責任者らから事情を聴き、引火の原因を調べている。
(6月28日 FNN)
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