太陽の党と日本維新の会の合流が第1ラウンド、同じく次世代の党と日本維新の会への分裂&維新の党成立が第2ラウンドなら、今回の解散総選挙での石原慎太郎の国政out&橋下徹の国政inが、維新劇場の第3ラウンドといったところか。民主党が相変わらず「空気」な体たらくな上に、みんなの党は半分解党&吸収合併一歩前なので、なんのかんの言って、野党サイドのお祭りの「代表」は彼らになるのかな。橋下や維新の党自体は既にオワコンだけど、ネタにはなる。
自民党をはじめとした立候補者のリストアップはこれから本番だろうけど、短期決戦故に、これから数日の駆け引きはまさに山場だ。「代表」のお歴々に限っても、石原閣下が自分が抜けた穴を誰に託すか。橋下大阪市長が自分が放り出した責務を誰に押し付けるか。彼らに振り回される連中がどんな醜態を見せてくれるか。
「わしゃ、もう辛抱たまらん」
石原慎太郎氏、政界引退を示唆「老兵は死なず、消えていくのみだ」
次世代の党の石原慎太郎最高顧問(82)は14日、年内に衆院解散・総選挙が行われる場合の自身の進退について「肉体的な条件もあり、迷惑をかけてはいけない。老兵は死なず、消えていくのみだ」と述べ、政界を引退する意向を示した。石原氏は保守層に影響力を持ち、次期衆院選でも一定の集票力が見込まれるため、党執行部を中心に慰留を続けている。
西野弘一幹事長代理ら党若手議員もこの日、国会内で石原氏と面会し、「活躍の場はまだある。自分たちも何とかしがみついて(衆院選を)生きて帰ってくるので一緒にやってほしい」と次期衆院選の出馬を要請した。
石原氏は「年もいっているし、体力的にもきつい」と述べるにとどめ、進退についての明言を避けたが、同席した一人は「スパッと辞めるのかなという気がした」と語った。
ただ石原氏は周囲に「世話になった人や、かわいがっている人がいる。そういう人たちを応援しなければいけない」とも漏らしている。石原氏が党側の慰留を受け入れれば、平成24年の前回衆院選と同様に比例代表から出馬し、全国の党公認候補者の応援に回る可能性がある。
(11月14日 産経新聞)
衆院解散風 橋下氏「特別なお世話になるかも」 維新の街頭演説で
「場合によってはこちらで特別なお世話にならないといけない立場になる。そのときはそのときで、よろしくお願いします」
15日午後、大阪市住之江区。維新の党共同代表の橋下徹氏(大阪市長)は自らが代表を務める大阪維新の会の街頭演説で、数百人の聴衆を前に笑顔でそう呼びかけた。
同区が衆院選で立候補を検討している大阪3区でもあり、地元から集まったとみられる聴衆からは拍手や歓声が湧き起こった。
演説では、約50分にわたり看板政策の大阪都構想の実現などを訴えるとともに来年の統一地方選での維新支持を求めた。
(11月15日 産経新聞)
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