折田町長は２０日午前、政治資金収支報告書を作成した責任を取るとして、辞職願を議会に提出。報道陣の取材を受けた後、所在が分からなくなった。
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原沢議長は、職員を通じて記者会見を開いて説明するよう折田町長に助言したが、拒否されたと明らかにし、「元秘書としての責任と、町長としての責任を混同している」と述べた。
原沢議長の言う通り。「小渕先生と優子お嬢様のお名前に泥を塗ることになった」といった内容の遺書を残して首を括っているか、あるいは「小渕先生と優子お嬢様のお名前に泥を塗ったな！」とお身内に詰められた挙句に農薬でも呷っているかは知らないが、まだ生きているなら、とっとと表に出てこい。
その上で、「町長」としての職責を果たしてから、「元秘書」として地元の同類どもに土下座で詫びるか、事の真相をはっきりするかしろ。「公人」としての責任を取るなり、「私人」として自分の頸動脈にナイフを突き立てるなりは、それからの話。
それが順序だ。人としての道理かどうかは別として。
小渕優子・前経済産業相（４０）の不透明な政治資金収支報告書問題で、地元の群馬県中之条町が揺れている。小渕氏の辞任から一夜明けた２１日、問題となっている同氏の政治資金収支報告書を作成し、町長の辞職願を提出した折田謙一郎町長（６６）は役場などに姿を見せず所在不明となった。町議会議員からは「町政の投げだしだ」「責任の取り方がおかしい」などの批判が相次いだ。
(後略)
（10月22日 日刊スポーツ）
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