橋下氏に340人が「逆」懲戒請求 光母子殺害めぐり

よーし、パパ、ざーとらしくこのエントリーを「政治」にもカテゴライズしちゃうぞ♪(笑)。

 でもまあ、「ざーとらしくこの時期に」懲戒請求した連中の正体と本音がなんであれ、こと懲戒請求騒動に関しては「橋下弁護士に損はない」ですね。もし請求が通れば、正式に裁判沙汰にして、先日お咎めナッシングだった被告弁護団をもう一度表に引きずり出せるし、請求が通らなければそれまでだし。むしろ、選挙戦前にネガティブキャンペーンを仕掛けてきた連中(≒在阪民主支持層)の正体を天下に晒す好機なんで、個人的にはこじれまくって欲しいかも。橋下弁護士に勝って欲しいと考えているわけじゃ毛頭ありませんが>府知事選。

もっとも、それゆえに、今回の請求騒動については請求した方と報道したメディア側の阿吽の呼吸のもと、報道自体は「今回きり」で終わることは想像に難くないですな。ネガティブキャンペーンはやる方もやられる方も、必死になってボロを出した方が負けというのが不変の真理で、連中もそれは心得ているでしょうしね。

 大阪府知事選への立候補を表明している弁護士の橋下徹氏(38)が、平成11年に起きた山口県光市の母子殺害事件の裁判をめぐり、被告弁護団の懲戒請求をテレビ番組で視聴者に呼びかけたことに対し、全国の市民ら約340人が17日、「刑事弁護の社会的品位をおとしめた」として、橋下氏の懲戒処分を所属先の大阪弁護士会に請求した。

懲戒請求書によると、殺人などの罪に問われている被告の元少年(26)=広島高裁で差し戻し控訴審が結審=の主張を弁護団が擁護することについて「刑事弁護人として当然の行為」と主張。橋下氏の発言は弁護士法で定める懲戒理由の「品位を失うべき非行」などにあたるとしている。

橋下氏は、5月27日放送の「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ系)で、元少年の弁護団が1、2審での主張を上告審以降に変更し、殺意や婦女暴行目的を否認したことを批判。「もし許せないと思うんだったら、一斉に弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」などと視聴者に呼びかけた。

懲戒請求に対し橋下氏は「特定の弁護士が主導して府知事選への出馬を表明した時期に懲戒請求したのなら、私の政治活動に対する重大な挑戦であり、刑事弁護人の正義のみを絶対視する狂信的な行為」とコメントした。

(12月17日 産経新聞)

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