この期に及んで「亀2のグローブと同じ金色グローブのトロフィー」を事前準備し、それをチャンプに渡すという、偉い連中のド腐れっぷりに絶望した!
己が未熟を棚に上げ、パンチよりも先にバッディングかますスタイルも、負けそうになって切れた挙句にチャンプをブン投げる醜悪さも、押し倒したチャンプの目や傷口をグリグリ削るえげつない反則プレーも、それに先立ち「チャンプの目や金玉を狙え」と指示するセコンドの兄貴やオヤジの存在も、もはやどうででもいい。既にして彼らにマトモなボクシングは期待してない(亀1も今日の立ち振る舞いで完璧に見捨てましたよ。あれマジ最低)。
それでも尚、「どうでもいい」って気分になれなかったのが、試合が終わった後、勝者/チャンプを讃えずにトットと会場から逃げ出した亀田一派の非礼っぷり。誰か消臭剤持ってきて。連中の魂からする腐臭臭すぎるからさ。内藤は基本的に大人の態度だったけど、亀田一派に対して蓄積された彼の怒りや感情の迸りが如何程であったかは想像に難くないですね。インタビュー時の言葉の端々からはそれが痛いほど感じられました。
にもかかわらずorそれを知ってか知らずか、チャンプを全く讃えずに亀2のフォローばかりに時間を費やすTBSの香ばしさといったら…。お世辞でも何故「チャンプおめでとうございます」の一言が出てこないんだよ>アナ&解説。なんかさー、今日の試合見ていると、「内藤、初防衛&最年長防衛おめでとう!」という喜びの感情より、「内藤、これまで辛かったな。よく今まで頑張ったな」という胸の痛みの方が大きいんですが。…ったく、何でこんな目出度い日にこんな鬱な気分になんなきゃいけないんだよ…。だから最後にせめて一言「おめでとう内藤」。
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦は11日、東京・有明コロシアムで行われ、チャンピオンの内藤大助(宮田)が同級14位の挑戦者、亀田大毅(協栄)を3-0の判定で下し、初防衛に成功した。33歳1カ月12日での世界王座防衛で、前WBCスーパーフライ級王者、徳山昌守の31歳5カ月10日を塗り替える日本ジム所属選手の最年長記録となった。
亀田大は日本人最年少記録になる18歳9カ月5日での世界王座奪取に失敗。日本選手との初対戦でもプロ初黒星を喫し、兄で前世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者の亀田興毅(協栄)に続く日本初の兄弟世界王者は誕生しなかった。
試合は経験豊富な実力派の王者に、話題の亀田兄弟の二男が挑んだ15歳差の対戦で注目を集めた。クリンチの際に投げ合うなど荒れた展開となったが、手数で勝る王者が確実にポイントを稼いだのに対し、挑戦者は12回に反則で3点の減点を受けるなど大差を付けられた。
戦績は内藤が32勝(20KO)2敗2分け、亀田大は10勝(7KO)1敗。
(10月11日 時事通信)
ここぞとばかりに、亀田一派へ攻勢を仕掛ける「一部を除いた」メディア連合が元気元気(ニガワラ)。ただし、ここで間違えちゃいけないのは、彼らの記事=「単なるネガティブキャンペーン」ではなく、彼らの論調=「世間と世論、そして表裏両方スポンサーの最大公約数的な要望を映している鏡」だという点。今日会場で自分達に浴びせられたブーイング&「腹切れ!」コールの大合唱と、内藤へ奉げられた拍手&「内藤!」祝福コールの嵐を耳にした亀田一派、特に亀親子がその「綺麗な色分け」の本当の恐ろしさを理解できないのであれば、彼らはもう表の世界に出てこないほうがいい。
内藤、格の違い鮮明=ラフファイトにも完勝-WBCフライ級世界戦
もみ合って倒れる場面が何度もあり、互いに減点を受けた。亀田大は最終12回、勝利をあきらめたのか、レスリングのように内藤を持ち上げて落とすなど、この回だけで3点も引かれた。なぜ、そんなことをするのか。王者はそう思った。「反則はとにかく、うまかった。そんな練習をしないで、もっとクリーンなボクシングを磨いた方がいい。もったいない」。痛烈な批判だった。
格の違いは明らかだった。3回、心配されていた右目上の傷から出血しても「気持ちは変わらなかった」と動じない。中盤から足を止めて打ち合おうとしたのも、「なかなか当たらなくてクリーンヒットを狙ってしまった。殴り合っても勝てる自信があったから」。亀田大の得意な左フックが実は怖くないと早々に見切っていたから、足を止めて正面に立つこともできた。ただし、雑な戦いをした反省も忘れない。次戦の相手は前王者のポンサクレックら比べ物にならない実力者が想定されるからだ。
歩んできた道が違う。22歳でデビューしたとき、亀田大は7歳だった。こつこつと国内の強豪を退け、日本、東洋太平洋と王座に就き、7月に3度目の挑戦で世界を極めた。わずか11戦目、初めて日本選手と対戦した18歳にベルトをやすやすとは渡せなかった。
亀田兄弟に初めて黒星を付けた。「自分が勝つと言われていたから重圧はあった。国民の期待に少し応えられたかな」と、会場を埋めた多くのアンチ亀田ファンに笑みを投げた。本物が勝つ。当然の結末は、本人はもとより見る側も安堵(あんど)させた。(了)
(時事通信 10/11)
未熟さ露呈! 敗れた亀田大
実力不足を露呈して、亀田大はリングを降りた。観客がリング上の内藤に称賛を贈っている間に、父の史郎トレーナーや兄の興毅らとともに控室へと姿を消した。あたかも逃げるかのように…。
対戦相手のほとんどが実績の不明な外国人では、一方的な敗戦は当然の結果か。強打者に有利とされる、ナックル部分の薄いメキシコ製のグラブが採用されるなど、背中を押す力はあった。
だが、30戦を超すキャリアを持つ内藤の前には、技術の取り繕いようはなかった。リーチで10センチ上回る王者にいいようにあしらわれ、身体で教育を受けた。最後には、意図的に相手をつり上げて投げようとするなど、ボクシングを冒涜(ぼうとく)していると非難されても仕方ない醜態をさらした。
パフォーマンスを駆使して注目を集めてきた亀田一家だが、このところは勢いにかげりが見える。実力を証明するはずの日本人との初対決で、二男が“口約”を破ったことで、さらに逆風は強まるだろう。
「負けたら切腹する」「ゴキブリ」。王者に投げつけてきた言葉のつぶてだけが、むなしく響く。(国府田英之)
(IZA! 10/11)
最終Rに前代未聞の反則劇! メッキはがれた亀田大毅
世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦(11日、東京・有明コロシアム)最後はボクシングではなかった。
12回は度重なるレスリング行為で何と減点3を受けた。前代未聞の反則劇。最大で10点差が開く大差の判定で亀田大が敗れた。
昨年2月のデビュー以来、豪快に左右フックを振り回し、早い回でのKO勝ちを量産してきた。
ただ対戦相手は実力が不明な外国人選手ばかり。
試合より、終了後のカラオケの時間が長いことは度々で「日本人と試合をすべきだ」という批判の声は根強かった。
「日本人とはいつでもやってもええ。今回はチャンピオンベルトを持ってるから、やってやる」。
威勢は良かったが、自分より3倍以上の試合数をこなしてきた王者の前に経験不足を露呈した。
ガードを固めて、左フックを振り回す単調な攻撃に終始。途中からは頭から突っ込むだけだった。
長男の興毅を含め、亀田兄弟にとっては初めての敗戦。試合前は内藤をののしり続け「負けたら切腹」とまで断言していた。
メディアの演出でスター扱いされてきた18歳のメッキが無残にはがれた。ここからどうはい上がるだろうか。
(サンスポ 10/11)
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