【ロンドン17日時事】17日付の英紙タイムズによると、ロンドンの最高級ホテル、マンダリン・オリエンタル・ハイドパークに宿泊した米国人夫妻が南京虫に食われ、肉体的、精神的苦痛を負ったとして、ホテルを相手取り、数百万ドル(数億円)の賠償金支払いを求める訴えを米裁判所に起こした。
提訴したのは、女優のエリザベス・テーラーさんの代理人を務めたこともある著名な弁護士のシドニー・ブラミング夫妻。昨年5月、会議出席のため、同ホテルに5泊した際、南京虫とみられる虫の被害に遭ったという。虫は夫妻の荷物に入り込み、ニューヨークの自宅アパートにまで侵入、アパートを消毒せざるを得なくなったと主張している。
(1月17日 時事通信)
勝っても負けても 弁護士夫妻には損失が発生しない「ゴネ得」訴訟の典型。意地悪い見方をすれば、南京虫だって夫妻の自宅から「空輸」したものかも知れないわけで。それを被告側が実証したくても、既に証拠は隠滅(アパート消毒済)されているわけで。…穿ちすぎかな?(^^;
いずれにしても、既にして打つ手なし、勝ち目なしのマンダリンサイド。泣く泣く「南京虫発生の責任は不明だが、お客様に不快な思いをさせたことにお詫び」→適当な示談金etc提示で手打ち…ですかねー。
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