「駅前留学」で知られる英会話最大手のNOVAは12日、06年3月期の連結最終(当期)損益が30億円の赤字に転落すると下方修正した。従来は2億5000万円の黒字予想だった。急速に教室数を増やしたために、教室間で生徒の奪い合いが起きたことなどが要因。拡大路線を見直し店舗の統廃合とコスト削減に取り組む。
(毎日新聞) – 5月12日
教室間の生徒の奪い合いって…そんな下手な嘘、誰が考えたんだろう。既存校の減収分を新規校売り上げでヘッジしていく戦略が息ギレ(=借入での資金ショート+経常コストの本格化)で限界に来ただけでしょ?。あくまでも、「サービス自身の競争力はある→あるが故の不測の事態」と言い張って、「戦略ミスによる減収→猿橋社長はじめ経営陣の責任追求」って流れになるのを止めたいんだろうけど、3月の特損発表で既存校コストの丸め(≒粉飾決算準備)に入った瞬間からそんなの想定の範囲内。誰も誤魔化されやしないって。
訪販法改正でヤリ玉に挙げられて以来迷走しているNOVAなんで、今更どうってこともないですが、最近の「日本沈没」を茶化したCMを観てカチンと来てたんで、ちょっとツッコんでみました。
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