週刊少年サンデー12号@2006年

そういえば、「ロハにする」という言葉を最近聞いて無い。

今号の注目作品

「ハルノクニ」~のっけから時代設定や背景がよくわからない。そして置きたい設定をポンと置いただけなお手軽さと「社会派」という呼び声のギャップ。この段階でどんな正論を述べても当面「青年の主張」以上のものにならないこと決定。第一、今回のように攻撃の対象を後付でつらつら持ってくるような展開にした時点で、「ある命題に対するアンチテーゼを行動原理にする社会派漫画」じゃなくただの「組織(巨悪)の陰謀(横暴)を暴く冒険漫画」に成り下がるのに、どうしてこんなスタートにしたのだろう。その瞬間からどうにも感情移入できない新連載。一漫画としては展開をどこまでシビアに出来るか次第で評価が変るだろうけど、個人的にはどこまで行っても絵柄とのギャップを楽しむ以上のメリットなさげだな。どうでもいいけどオッサン刑事のデッサンに細野不二彦の匂いがプンプン。

「史上最強の弟子ケンイチ」~Q.今回ケンイチに一番ダメージを与えたのは誰でしょう?

「聖結晶アルバトロス」~白銀聖闘士も最初は強かったがすぐにザコ化。A級妖怪も速攻で飛影の肥やし化。クレインはエリートでも上位クラスだろうから別枠評価になるんだろうけど。何はともあれ、ピジョンがどういうキャラ立てしてくれるかに期待。

「兄ふんじゃった!」~びみょー。とりあえず1周年おめでとう。

「焼きたて!!ジャぱん」~まさに空気嫁(未婚だけど)。しかし、アレってアニメ化の時大丈夫なのか…?

「結界師」~加賀見クンの本音読めなーい!「だが、それがいい!」。彼女との関係の闇(やるせなさ)と我が身の無力に陰鬱とする平介への優しさは、何通りにも解釈できるし。とりあえず白はまだ生きてますよね。リサを含めた3人の関係はほとんど平介の主観で語られただけで、真実はまだ闇の中。白が語らねば誰がやる! 次回からは忘れ去られていた主人公が復活。閃ツンデレモード発動か?

「あいこら」~文化無き戦闘村落よ、桐乃の歌を聞いてフェチに目覚めるがいい。あいらーびゅーそー☆

「絶対可憐チルドレン」~「この中に嘘つきが一人居る。お前やろ」ポリポリ「お前やーっ!!」(P356)。

「D-LIVE!!」~百舌鳥さん、ベタベタすぎ。

あいこら 2 (少年サンデーコミックス)

あいこら 2 (少年サンデーコミックス)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です