「ニセ科学」どう向き合う 物理学会、3月にシンポ
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200601050043.html
神楽も「トルマリンを封入することで永久的に発電し続ける電池」とか「永久磁石を使った永久機関」とかの研究組織(怪しさ大爆発!)やメーカーを相手にしたことがあります。先様の担当者の主張がプレゼン途中から論理破綻してしまう例が多すぎるのはさておき、該当案件の周辺調査をやってると、こういうニセ科学に騙されてしまう人って基本的に2種類に分けられるような気がします。
一つは半端に知識があって半端に理解して騙される人。もう一つは「訳わからないから超凄いんだ」と思い込んじゃう人。特に後者は、どんなに啓蒙しても結局騙される元々こまった思考回路な人なので、この手の人が一定数いる以上、ニセ科学論争とそれに付随する詐欺騒動はこれからも未来永劫続くんだろうなあと思います。
ただ、アニメとかSFとか大好き人間からすると、今の科学的な常識から逸脱したニセ科学やトンデモ科学を全否定するのにも心理的葛藤があったりします。実際、ちょっと前の常識ではトンデモ扱いされていた理論や技術的アプローチが、今ではスタンダードになってる例って結構ありますもんね。
常識という色眼鏡はたいがいの場合必要ですが、時には意識してそれをはずす勇気も必要かと。四六時中外して思考停止してしまうのは困りモノですが。
本日の注目銘柄:ジャパン・デジタル・コンテンツ信託 (4815) 111,000 -5000
国策に売り無しとは申しますし、信託法改正によるコンテンツファンド事業はこれから伸びるでしょう。が、JDCTがその主役になるかというとちょっと微妙…。ここは運用主体と言うより格付け機関としての将来性には期待できるかも。
トンデモ科学の見破りかた -もしかしたら本当かもしれない9つの奇説
- 作者: ロバート・アーリック,垂水雄二他
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2004/02/14
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 53回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
コメントを残す