問題が一つだけなら、どれだけ大きくてもその一つを直せば澄む話。しかし、一つの問題を解決しようとしていたら、二つ目が見つかった。ということは、三つ目もあるかも知れない。四つ目も…つまりは、そういう話。
B787の運用および新規引渡の時期が、また見えなくなったということだ。頭痛いなあ。
B787配線に設計ミス 運輸安全委、調査対象拡大へ
【工藤隆治】ボーイング787型機のトラブルで、運輸安全委員会は20日、高松空港に緊急着陸した全日空機から配線上の設計ミスが見つかったと発表した。バッテリーの炭化との関連は否定したが、ほかに全日空機2機で同様のミスがある可能性があるという。
787型機は機体前方にメーンバッテリー、機体後方に補助動力装置(APU)用バッテリーが積まれており、全日空機ではメーンバッテリーが炭化していた。
運輸安全委によると、二つのバッテリーは通常、回路が別になるよう設計されている。だが全日空機を調べたところ、二つのバッテリーの間が接続されており、ボーイング社の設計図上でもつながっていた。
(2月20日 朝日新聞)
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