何のことは無い。W杯直前に落ちるところまで落ちて、この数年の紆余曲折は大半がムダだったと悟り、グループリーグ開戦寸前になって、身の丈に合った(今の世界的潮流でもあるけれど)カウンターサッカー一辺倒の体制に急遽再編。たまたま対戦順が良かったこともあって、それが奏功しただけのこと。川島の急速な覚醒や本田の望外の成長(?)など僥倖もいくつかあったけど、ぶっちゃけそれらの要素は副次的なものだな。
でもまあ、国内のリーグ戦ならともかく舞台は「結果が全て」のW杯なんだから、勝てば全て良し。「勝てば官軍」とまでは言わないし、とても言えないけど、下手にスタイルに拘り過ぎて自滅したイタリアや、内紛で自爆したフランスやカメルーンよりは、ナンボかマシ。とりあえず、決勝トーナメント進出おめでとう>サッカー日本代表。
南アW杯 日本、決勝T進出 デンマークに3-1
【ルステンブルク(南アフリカ)江連能弘、野村和史】サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、1次リーグE組の日本は24日夜(日本時間25日早朝)、当地のロイヤルバフォケング競技場でデンマークを3-1で破ってE組2位を守り、2002年日韓大会以来、2大会ぶり2回目の決勝トーナメント進出を決めた。日本は前半17分に本田圭佑(CSKAモスクワ)、同30分に遠藤保仁(ガ大阪)が、ともにFKを直接決め、後半42分には途中出場の岡崎慎司(清水)がゴールを決めた。
1勝1敗の勝ち点3で並んで迎えた最終第3戦。得失点差で優位に立つ日本は、引き分け以上で1次リーグ突破を決めることができた。国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングは日本の45位に対しデンマークは36位だが、日本は2勝1敗で勝ち点を6に伸ばし、国外開催の大会では初の快挙を成し遂げた。
E組のもう1試合はオランダが2-1でカメルーンを破り、1次リーグ3連勝でE組1位になった。
日本は29日午後4時(日本時間午後11時)から、F組1位のパラグアイと決勝トーナメント1回戦で対戦。日韓大会で果たせなかった、史上初の8強入りに挑戦する。
(6月24日 毎日新聞)
神楽としては、岡田監督の手腕には今でも不安&不満バリバリですが、今日の試合、中村俊輔を使う気配を欠片も見せなかったその姿勢は◎。まさかと思うけど、W杯までの「試行錯誤」対外試合&「正直捨て試合?」オランダ戦を使って、俊輔や内田といった正直アレな状態の選手を合法的にふるいにかけ、メディアや電通、スポンサーついでに某宗教団体が選手起用に文句を言えないよう演出していたってことは無いよなあ。もし「実はそうだ」ということなら、その仕掛けがグループリーグでの2勝の布石になった訳だから、指揮官と言うより策士としては、ボチボチかもね>岡田監督。
ここで「SAZAELION~A Cruel Angel’s Thesis サザヱリヲン~残酷すぎる天使のテーゼ」を紹介。
「親戚」(笑)。これも一種の温故知新。
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