<竹中総務相>議員辞職表明…「安倍政権」居場所なく

 「小泉路線」の象徴的存在だった竹中平蔵総務相が15日、政権交代ともに参院議員を辞職する考えを表明した。後継が確実視される安倍晋三官房長官が格差是正など小泉改革の修正を志向する中、新政権下で活用される居場所はないとみられ、自ら見切りをつけたのが実情だった。小泉改革と同様に実績の評価は激しく分かれる。民間閣僚として起用され、選挙で72万票を集めバッジをつけた同氏の転身を疑問視する見方も与党内に出ている。

 「政治の世界での役割はあくまで小泉首相を支えることだった。小泉内閣の終焉(えん)をもって、政治の世界における私の役割は終わる」

 竹中氏は15日、閣議後の記者会見で辞職の理由をこう語った。首相官邸に小泉純一郎首相を訪ね、当初はその日のうちに議員を辞職する考えを伝えた。首相は「ご苦労さん」と了承したが、時期については「(26日の)首相指名選挙が終わってからの方がいい」と助言、竹中氏も受け入れた。

 総務省の松田隆利事務次官は記者会見で「ちょっと急だったので、正直、驚いている」と述べ、事前に相談のない突然の辞職だったことを明らかにした。

 首相は同日、記者団に「小泉内閣の改革について語る場合は竹中氏なくして語ることはできない。悪意に満ちた批判にもよく耐え、頑張ってくれた」とその労をねぎらった。事実、竹中氏は終始、自民党議員らの批判にさらされながらも不良債権処理や経済構造改革で経済財政諮問会議を根城に「小泉改革」を支え続けた。しかし、昨年の内閣改造で総務相に転じてからは、政権内での立場に微妙なかげりが生じた。今年7月に結論が出た歳出入一体改革は与謝野馨経済・財政担当相と中川秀直自民党政調会長のラインが仕切り、竹中氏は孤立感を深めていたのが現実だった。

 一方で、安倍氏は「再チャレンジ」を総裁選で掲げるなど、事実上は「小泉路線」の修正を進めている。それだけに、新政権下で重用される可能性は低く、潮時と判断したようだ。安倍氏は同日、記者団に「その進退については敬意を払いたい」と語った。

 ただ、竹中氏は04年参院選の比例代表で自民党トップの約72万票を得ている。わずか2年で国政から離れる転身だけに参院自民党の片山虎之助幹事長は「竹中さんに入れた人が十分理解するかということは残る」と指摘、有権者に与える印象に懸念を示した。【葛西大博】

(毎日新聞) – 9月16日

 追い出されたり、冷や飯食わされる前に負け犬がトンズラをこいただけのこと。見切りの時期は妥当でしょうが、選良たる身の重さ(責任とは敢えて言いません)をイマイチ分かっていないこの仁は、所詮御用学者に過ぎなかったと言うことなのでしょうか。

 で、この無責任さは大橋巨泉とどっちが酷いかって言うと………やっぱ、巨泉だな(笑)。

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