つまり民意は「民主党への失望>>自民党&町村氏嫌い」ということですね。当然です。

 アニメ最萌トーナメントの予想に気を取られていて、選挙戦の推移を分析するのを忘れていました(笑)。いや、そうじゃなくても今回の補選は、自民党の候補が「不人気&性格最悪」町村氏であったとは言え、民主党陣営は北教組の動きを抑えられたことに加え、暗黙の連携を模索していた公明党/創価学会票の取り込みにも失敗してましたからねえ。これ以外の結果はあろうはずが無かったので、予想する必要もありませんでしたけど。

 そもそも、選挙激弱の荒井聰・前国家戦略相を選対本部長にしている段階で、勝てるわけが無い>民主党。もともと負け戦覚悟の補選だったんだろうけど、それにしても人選のセンス悪過ぎでしたな。今に始まったことじゃないけど。

 それにしても、今日この日の結果を目の当たりにしますと、亡き中川昭一氏にあと少し時間が残されていたら…と、今更ながらに思わずにはおれません。

自民・町村氏当確、民主新人を破る…北海道補選

 菅改造内閣発足後、初の国政選挙となった衆院北海道5区補欠選挙は24日、投開票が行われ、自民党前衆院議員で元官房長官の町村信孝氏(66)の当選が確実となった。

 補選は、民主党の小林千代美前衆院議員が陣営の選挙違反事件や北海道教職員組合(北教組)からの違法献金事件の責任をとり、辞職したことに伴って行われた。「政治とカネ」の問題や景気対策などが争点となった。

 民主党と自民党が全面対決する構図となり、両党が幹部らを投入して総力戦で臨んだ。

 町村氏は「クリーンな政治」の実現を掲げ、自民、公明両党の支持層を固めたほか、無党派層にも支持を広げた。

 一方、民主党新人で元国土交通省職員の中前茂之氏(38)(社民党、国民新党推薦)は、世代交代の必要性を訴えたが、知名度不足が最後まで響いた。

(10月24日 読売新聞)

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