<海自情報漏えい>イージスシステムの高度情報含まれる

 ここまでやられても、「日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法」「出入国管理法」という迂回路探さねば身動きが取れない日本の安全保障。


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       |  愛媛みかん  |/

 海上自衛隊第1護衛隊群(神奈川県横須賀市)の護衛艦「しらね」の2等海曹(33)がイージス艦情報を持ち出した事件で、情報の中に秘匿性の高い「イージスシステム」に関するものも含まれていたことが分かった。また、これらの情報は、米国が日本に提供して間もない十数年前のものだった。警察当局は、情報が日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法で定められる「特別防衛秘密」に当たるか、海自警務隊と慎重に調べる。警察と自衛隊の共同捜査は極めて異例。

 調べでは、神奈川県警が今年1月20日、2曹の中国人の妻(33)を出入国管理法違反(不法在留)容疑で逮捕した際、2曹の自宅からハードディスクを押収した。この中にイージス艦に関する数値やイージスシステムの一部が含まれていた。2曹は調べに対し、データを「同僚からもらった」と供述。捜査当局は、名指しされた同僚からも事情聴取を進めている。2人ともイージス艦情報を入手できる役職ではなく、情報に接触できる立場の人間から長期間に複数の下士官を経て2曹に渡ったとみて、流出元の特定を急いでいる。

 イージスシステムは、100以上の目標を捕捉し、同時に10個以上の目標をミサイルで迎撃できるイージス艦(海自では93年から配備)の根幹のシステム。日米間の特別防衛秘密にあたる部分も多い。これまで最新型に更新され、米国では現在、7タイプ目となっている。

(4月4日 毎日新聞)

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