防衛次官に増田氏、守屋氏退任-迷走の末「官邸主導」で決着

防衛次官人事を凍結=内閣改造後に判断-政府←前回ここまで。

 関係者の打算と思惑に揺れ動いた挙句、「現時点におけるベスト人事」に落ち着いたこの騒動。メディアによっては今回の決定を「小池&守屋双方の痛み分け」という評価もありますが、個人的には「一石二鳥for国民」です。守屋氏が「更迭」されたことで防衛省人事の風通しはだいぶよくなりましたし、「空気読めない渡り鳥」小池女史に今月限りで防衛大臣の椅子からお引取り願う準備も万端になりましたし。

 ただねえ、事態の空気読んだり手を打つタイミングが半周遅れな安倍のボン&官邸が相変わらずでねえ…。「戦犯」を切る順番が違うだろ。官僚側の存在感を際立たせた挙句の「タイミングを逸した三方一両損」なんぞ、政権にとっちゃマイナス以外の何物でもないですよ。

 政府は17日、正副官房長官による閣議人事検討会議を開き、調整が難航していた防衛省の事務次官人事について、守屋武昌次官(62)を退任させ、後任に増田好平人事教育局長(56)を起用することを決めた。28日の閣議で決定し、9月1日付で発令する見通しだ。小池百合子防衛相は西川徹矢官房長(60)を充てる意向だったが、混乱を収拾するには「西川次官」を白紙に戻す必要があると判断した。

 政府は当初、27日に予定する内閣改造後に決着させる方針だった。しかし、安倍晋三首相の指導力を問う声が広がったため「官邸主導」で早期決着を図った。小池氏は17日夜、防衛省で記者団に対し、首相から同日中に事態を収拾させるよう指示があったことを明らかにした。その上で「増田氏(起用)は守屋氏と話し合う中で決めた。防衛省としての一体感を出し、これから新しい方向に進んでいきたい」と述べた。

(8月17日 時事通信)

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