週刊モーニング読み切り「全てはマグロのためだった」by BOICHI

「史上最高クラスの漫画家バカ(←激褒め言葉)」BOICHI氏の本領発揮な読み切りSF。やっぱ凄いよこの人は!…色んな意味でね(笑)。

2年前の「HOTEL」の描写と所々クロスさせ、様々な環境問題を抱えた近未来というシチュは同じながら、主人公は前作とは全くモチベーションのベクトルが違うど根性マッドサイエンティスト。そんな彼の、「ネズミの癌治療薬の開発者」的な努力が報われてそうで報われていない…と思ったらとんでもない報われ方でオチがついた大奮闘人生〆て46ページ。正直オチは駆け足&唐突に過ぎた気もしますが、それを補って余りあるSF「ギャグ」の佳作でした。いや、いいモノを読ませていただきました。カムサハムニダ~☆。

それにしても、彼の作品の主人公は「異常なほどのど根性ホルダーさん」ばっかですねえ(^^;。きっと作者自身がそういう人キャラクターなんでしょう。いや、経歴とか見る限り、まず間違いないね(笑)。

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