総研の詐欺立件を断念 「偽証」残し捜査終結

 耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は7日までに、奈良市のビジネスホテル「サンホテル奈良」の開業指導に携わった経営コンサルタント会社「総合経営研究所」(総研、東京都千代田区)の内河健所長(72)らについて、代金を詐取したとする詐欺容疑での立件を断念した。

総研は計画段階からホテル建設に関与していたが、木村建設が代金を詐取した時点で強度不足の認識を共有していたことの裏付けが取れず、ホテルオーナー側に対する支払い要求への具体的関与も認められなかった。

東京地検は同日、同ホテルをめぐる詐欺罪で木村建設(熊本県八代市、破産)社長木村盛好容疑者(74)を追起訴、マンション購入代金を詐取したとして同罪で「ヒューザー」(東京都大田区、同)社長小嶋進容疑者(53)を起訴。建築基準法違反の罪で元1級建築士姉歯秀次被告(48)を追起訴した。

(共同通信) – 6月7日

内河の爺さん、逃げ切りましたな…。裏をかいて強襲!ってのもなさそうだし、ちょっと残念。

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