気にしたら負けinチャイナ

 でも、素直に受け入れるのもどうかと思うこの二件。「常識の斜め上」中国でもさすがにこれはないだろう。

ディズニー模倣を超えた!大胆すぎる新たなニセモノが登場―吉林省長春市

2007年5月7日午前、レコードチャイナのカメラマンは吉林省長春市の動物園で行われているシマウマの騎乗イベントを取材。普通のシマウマとは少し違う、問題の「シマウマ」を発見した。たてがみ部分の差異が特に明らかだ。

最近、ディズニーを模倣したと言われる、北京市の石景山遊楽園が注目を浴びているが、そもそも中国といえばDVDの違法コピーや偽ブランド品をはじめとする「海賊版大国」として知られている。服・鞄・時計・DVDといったありがちなものから、食品・卒業証明書・資格試験の合格証など、ありとあらゆるものにニセモノがあると言われるほど。しかし、このゴールデンウィークに今までになかった、全く新しいニセモノが登場した。

この革新的なニセモノが登場したのは、吉林省長春市の動物園で行われているシマウマの騎乗イベント。2007年5月7日午前、レコードチャイナのカメラマンは市民からの通報を受け、現地を取材した。騎乗イベント会場に到着すると、すぐに問題の「シマウマ」を発見。体にはシマウマの特徴である縞が刻まれているが、しかしどことなくシマウマとは違う。写真を見ればわかるが、特にたてがみの差異が明らかだ。普通のシマウマは黒一色なのに対し、この「シマウマ」は白と黒が入り交じっている。

早速、騎乗イベントの係員に「このシマウマは本物なのか」と聞いたところ、係員は「このシマウマはアフリカから来た。アフリカから来たのがシマウマじゃなければ、なんだっていうんだ」とぶっきらぼうに答えた。ふと脇を見ると、「シマウマ」の隣には、普通の馬も騎乗できるように準備されていた。2頭の馬を比べるとうり二つ。単に縞がついているかどうかの違いでしかない。恐らく白馬に縞を塗っただけではないのだろうか。

この偽シマウマの騎乗イベントは大変な人気で、カメラマンが訪れてから5分ほどの間に3組もの旅行客が騎乗していた。うち一組の母子に「偽シマウマではないか」とインタビューしたところ、「一目で本物じゃないとわかるけど、子供が楽しんだから別にいいわ」との意外な答えが帰ってきた。市民の反応に拍子抜けしたカメラマンだったが、どうにも納得がいかず、今度は動物園の管理部に連絡、偽シマウマについて通報した。管理部は、騎乗イベントの「シマウマ」が本物かどうかについては関知していないが、と前置きした上で、「本物か偽物かはたいした問題ではないと考える。重要なのは旅行客が楽しんだかどうか」とコメントした。詐欺事件を発見したと勢い込んだカメラマンだったが、市民と動物園管理部のそっけない態度に勢いをくじかれてしまった。もっとも彼らの対応こそ中国の知的所有権保護に関する根本的な問題を象徴するものと言えるかもしれない。(翻訳/編集・KT)

(5月10日 Record China)

【中国】給料袋の中身は「偽札」、怒る作業員を工場が解雇

 広東省仏山市の順徳区にある染物工場で9日、作業員約20人に支給された4月分の給料が偽札だったことが判明した。作業員が会社側に抗議したところ、逆に解雇処分となった。10日付で広州日報が伝えた。

 事件が発覚したのは作業員2人が紙幣が偽物ではないかと気づいたため。近くのスーパーマーケットにある検査機でチェックしたところ、偽札と判明した。

 2人が仲間に伝えたところ約20人が偽札を支給されていたことが分かった。作業員らの抗議に会社側は「銀行のミスだ。本当の紙幣と交換するかどうかは銀行と交渉して決める」と回答、作業員に現場に戻るよう命じた。怒った作業員は就業を拒否したが、会社側は「職務放棄」を口実に解雇を言い渡した。

 近所で工場を営む男性が騒ぎの一部始終を目撃し、警察に通報した。この男性によると、同工場で偽札が作業員に支給されたのは今回が初めてではないという。同工場は広州日報の取材に対して「我々も被害者だ」と釈明した。(編集担当・菅原大輔)

(5月10日 サーチナ・中国情報局)

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