日本の保守勢力にとって、陳光誠氏の亡命事件は「巻き込まれず利用すべき」対象

 ぶっちゃけ、彼一人助けることに何の実効的なメリットも無いし、彼の処遇に対して下手に日本政府が口を出せば、それこそ中国に対する内政干渉だよ。既に巻き込まれた「人権重視国家(笑)」米国や、「日本にとっても明日は我が身のケース」チベットや内モンゴル侵略&人族浄化問題とは、置かれている事情や立ち位置がまるで違う。

 しかしね、「今の日本政府が、中国・北京政府への圧力に負けて陳光誠氏を見殺しにした」というコンセンサスが、国内外で取れたとしたら、それは「我々」にとってメリットのある話となる。総選挙前の世論誘導に上手く乗せられれば、民主党政権及び自民党・公明党内の媚中勢力への牽制材料になるからな。流石と言うべきか、既に台湾では、そういう世論形成が野党陣営によって行われつつある。残酷なようだけど、日本でも是非そうなって欲しいものだ。

 そうしたら、日本も次政権で少しは中国に対してモノの言える国になれるだろうさ。そうなれば、陳氏も活動家として本望だろうさ。

 そうだよな?陳さん。

陳光誠氏「米国亡命」を決意=「もっと関心を」日本に訴え―時事通信の取材に・中国

 【北京時事】中国の盲目の人権活動家、陳光誠氏(40)は3日午後、時事通信の電話取材に応じ、「米国に出国するつもりなのか」との質問に「そうだ」と答え、妻子と一緒に中国を離れ、米国に行く決意を固めたことを明らかにした。亡命を求める方針。また日本に対して「人権問題に高い関心があると思うが、(陳氏の問題に)もっと関心を持つべきだ」と訴えた。

 陳氏は先月22日、軟禁が続いた山東省臨沂市東師古村の自宅を抜け出し、米大使館に保護されたが、2日午後から病気治療のため北京市内の病院に入院している。陳氏が日本メディアの取材を受けたのは初めてとみられる。

 陳氏は当初、中国にとどまることを希望しており、2日に明らかになった米中間の合意では、国内の安全な環境に移り、人道的に扱われることになった。しかし合意後も地元で陳氏一家に対する非人道的な対応が続いていることなどを懸念し、中国を離れる決心をしたもようだ。

 陳氏は「中国を離れる決意をしたのか」という質問に「そうだ」と明言。ただ出国の時期については言及せず、亡命に向けた米中両政府の協議の結果を待つ意向とみられる。 

(5月3日 時事通信)

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