不毛その2~レイシズムの追及と可能性の追究

 朝鮮学校への嫌がらせ事件に関して、案の定というべきか「罪無き在日朝鮮人の児童生徒に害を及ぼす一部日本人は恥を知れ!」「どうせ北朝鮮の自作自演だろ?」「自作自演だといってる奴も恥を知れ!」というやり取りがあちこちのブログや掲示板でなされています。

 先日のホリエモン&村上ファンド事件の時もそうでしたが、今回程度の「発信源と配信源の双方の思惑がパッチワークになっている」ニュースソースを元に、どうしてこうも両極端な二元論的主張のやり取りになるのか、神楽には不思議でなりません。今回の場合、まずは該当する発表・報道の各当事者の政治的意図、情報戦の可能性について考慮・追究すべきではないでしょうか?。お調子者の「歪な正義の味方」やストレス発散目的のお馬鹿さん達というノイズも含め、レイシズムin日本社会の追及はそれからのことです。事の危急性を考えれば。

 ちなみに神楽は今回の事件に関して、発端はともかくその後のキャンペーンを張る過程では、何らかの「操作」が当事者側から入っていると推測しています。それは過去の北朝鮮関連がどうというよりも、欧米諸国特に米仏独英での同種のレイシズム事件ではお決まりの情報戦・メディア戦略パターンだから。だからこそ、まずはその可能性を追究する手間を各人単位で省かないで欲しいと思います(大手メディアにそれは期待してません。彼らには柵多すぎて無理だから)。

 追究して何も出なければそれでよし。万一警戒すべき何かを見つければ、それに対して警戒の目を持ち、自己のネットワーク内でその認識を共有・修正する。それは、盲目的な批判とそれへの反論を繰り返すより、数倍意味ある行為ではないでしょうか?。もちろん、害を及ぼした主体が何者であれ、実際に害に遭った朝鮮学校の児童生徒に罪が無いのは大前提です。

 十分な事実認識・検証を経ない脊髄反射的な正義感の発露からは、「近視眼的な正義の味方」的自己満足以外何も生まれません。そしてその浅薄な自己満足による世論の形成は、当事者達の一部が企図する「状況」形成の素地でしかありません。それはどの立場の人間であれ、望ましい状況とは言えないでしょう。

 とにかく、まずはクールに周辺と過去の事例からの情報収集と分析を。追及と追究を同時に行うことはミスリーディングの元です。

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