スティール、ブルドックへのTOB失敗を発表

 茶番が終わり、悪しき前例だけが残った。外資系ファンド嫌いの神楽ではありますが、今回の件に関してだけは、「ブルドックのオバハン&周辺太鼓持ちと彼らの愚挙の片棒を担いだ野村證券&監督官庁&司法担当者は猛省せよ!」と言いたいですね。

 米系投資ファンドのスティール・パートナーズ・ジャパンは24日、ソース最大手ブルドックソースに対する敵対的TOB(株式公開買い付け)の結果を発表した。

 スティールは全株取得を目指したが、応募総数は、131万8456株で発行済み株式数の1・89%にとどまり、TOBは実質的に失敗した。

 スティールは応募があった株式をすべて買い取る。ブルドックの防衛策発動により、約10%あったスティールの持ち株比率はすでに約3%まで下がっており、TOB後の保有比率は5・42%となる。ただ、スティールは引き続きブルドックの筆頭株主にはとどまっているとみられる。

 スティールは5月18日にTOBを始めた。今月9日から買い付け価格をそれまでの1株1700円から1株425円に引き下げ、期限も23日まで延長してTOBを継続していた。

(8月24日 読売新聞)

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