「陛下にもさまざまな思い」首相、参拝の意向変わらず

 小泉首相は20日夕、昭和天皇がA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示し、靖国神社参拝を中止したとする当時の宮内庁長官のメモが見つかったことに関連し、自らの靖国神社参拝について「(影響は)ありません」と首相官邸で記者団に述べ、参拝する意向に変わりはない考えを示した。

首相は、メモについて「(参拝は)心の問題だから、陛下(昭和天皇)にも様々な思いがおありになったんだと思う」と述べた。昭和天皇の参拝中止については、「私がどうこう言う問題ではない」と語った。

自らの参拝については、「それぞれの人の思い、心の問題で、強制するものでもない。あの人が、あの方が言われたからとか、(参拝が)いいとか悪いとか言う問題ではない。誰でも自由だ」と強調した。

(読売新聞) – 7月20日

本音はどうあれ政治家として正論。それに対して本音を言いたくても言えない国の反応↓。

<中国>昭和天皇メモに論評避ける

靖国神社のA級戦犯合祀に昭和天皇が不快感を示したことが記録されたメモが見つかったことについて、中国外務省は20日、直接の論評は避け、「中日関係を発展させようという我々の態度ははっきりしており、一貫している。我々は中日関係発展の障害が早期に取り除かれるよう希望する」とのコメントを出した。

(毎日新聞) – 7月20日

色々策動するのは日本国内の反応を見極めてからということでしょうね。妥当な判断です。一方、天皇制に対する過去の自国のスタンスを忘れたかのように本音(というか願望)を言いまくる国の反応↓。

昭和天皇メモ、総裁選への影響など韓国でも報道

【ソウル=福島恭二】昭和天皇が靖国神社のA級戦犯合祀に不快感を示す発言をしていたことを示すメモが日本で報じられたことに対し、韓国の各メディアは20日、メモの発見が今後の日本の政治家による靖国参拝の動きや今年9月の自民党総裁選に与える影響などを中心に報じた。

聯合ニュースは、メモに関する日本の報道を詳細に伝えたうえで、「『靖国』が北朝鮮のミサイルなど『安保(問題)』を抑えて、総裁選の最大の争点として浮上することが予想される」と指摘した。また、ニュース専門テレビ「YTN」は「小泉首相をはじめとした政治家の参拝にも影響を与える」と分析するとともに、「日本の政界内で提起されている『分祀論』が力を得るかどうか注目される」とリポートした。

(読売新聞) – 7月20日

とりあえず、中国の方が韓国よりかなり大人だということだけはわかりましたとさ。鬼の首を取ったように騒ぎたがったであろう(or騒ぐためにリークしたor資料を○○した可能性すらある)某道路族議員+αその一派やご主人様の犬達は、ちょっと肩透かしくらっちゃったってカンジかな?。

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