日本相撲協会の放駒審判部長(元大関魁傑)は23日の名古屋場所千秋楽打ち出し後、大関白鵬の横綱昇進と関脇雅山の大関復帰を審議する理事会の開催を北の湖理事長(元横綱)に要請せず、両力士の昇進を秋場所以降に見送った。
白鵬は先場所14勝で優勝し、今場所も朝青龍と1勝差の13勝を挙げた。数字上は横綱審議委員会の内規で推薦の目安とされている「2場所連続優勝か、それに準ずる好成績」に当たるが、同部長は「朝青龍に独走を許した」と指摘。この日朝青龍に勝った一番も、優勝決定後の「消化試合」として割り引かれた。審判部にも厳しい意見が多かったという。
雅山も10勝目を挙げ、ここ3場所で34勝をマーク。過去の昇進例に見劣りしない成績だが、前半の4敗や引き技が多かった点が印象を悪くした。
しかし、両力士とも秋場所に十分つながる星を残しており、北の湖理事長は白鵬の昇進について「13勝以上の優勝が一つの目安」と語った。
(2006年7月23日(日) 時事通信)
雅山はともかく白鵬は残念というか可哀相>昇進見送り。審判部の本音は正直分かりませんが、秋場所では是非誰にも文句を言わせない成績で横綱GETして欲しいものです。
一方、千秋楽に不覚を取ったとはいえ朝青龍はやっぱり強い!。今のところ、白鵬以外に勝てる気を起こさせてくれる力士がいないんですが、どうしたもんでしょ(^^;。稀勢の里あたりがもう少し経験を積んで、力押しだけじゃない取組巧者になってくれる可能性に期待☆でしょうかね。
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