アレクサンドル・ザハルチェンコの爆死が、ウクライナによる謀略とドネツク人民共和国の内ゲバのどちらでも損をしないプーチン大統領@ロシア

プーチン自身の指示による暗殺の可能性だってあるんだから、損もへったくれもないわな。

「2019年3月のウクライナ大統領選前に、同国政府とドネツク人民共和国勢力の対立を先鋭化させ、再度ロシアが軍事介入する隙を作れるのなら、口実や真相はどうでもいいのです。ロシアにとっては」
「まさに調律された紛争なのです。醜悪で残酷であっても、どこか幽かに美しい」

来年頭~初春の欧州は、花の香りより硝煙の臭いの方が強くなりそうだなあ。ウクライナだけじゃなく、その周辺も含めて。でも決して域内大戦には至らない程度の濃厚さで。

「首長」名乗る親露派武装集団の指導者が爆死

【モスクワ=畑武尊】タス通信などによると、ウクライナ東部ドネツク州の中心都市ドネツクのカフェで31日、爆発があり、親ロシア派武装集団「ドネツク人民共和国」の指導者アレクサンドル・ザハルチェンコ氏(42)が死亡した。他の幹部1人も負傷したという。ロシアとウクライナの緊張が高まる可能性がある。
ロシアのプーチン大統領は声明を出し、「卑劣な犯罪」だと非難した。ロシア外務省はウクライナ政府が関与しているとの見方を示した。一方、ウクライナ治安機関は、親露派グループの内紛が背景にあるとの見解を発表した。
ザハルチェンコ氏は2014年にウクライナから一方的に「独立」を宣言し、「ドネツク人民共和国」の首長を名乗っていた。親露派は、爆発現場を含むドネツク州の一部を実効支配し、ウクライナ政府軍と断続的に戦闘を繰り返している。

(2018/9/1 読売新聞)

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