コインチェックに負けず劣らずトラブル山盛り企業なテックビューロと仮想通貨取引所「Zaif」。そんな「ガタイの大きい問題児」が事業拡大一辺倒から方針転換し、内部管理や取引所システムの整備重視のポーズを見せたのは、所詮世間向けのパフォーマンスだとしても悪い話じゃない。本来なら。既に手遅れじゃないなら。
この記事内で挙げられているトラブルも大概アレだが、年初の頃、「Zaif」で断続的に起こっていた不正取引事件。アレは本当に解決したのかねえ。
仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロは2月28日、同取引所でのビットコインの先物取引について、3月31日をもって取り扱いを終了すると発表した。
先物取引は、ある商品などの未来の売買について現時点で値段を約束をする取引のこと。設定された期日まではいつでも売買できるが、売買せず期日に至るとその時点の現物価格とは関係なく、約束した価格で自動的に決済が行われるなどの特徴がある。Zaifの先物取引は、最大25倍のレバレッジ取引と、含み損が証拠金の最低維持率を下回った際は強制決済により追加証拠金(追証)が発生しないことを売りとしていた。
先物取引を終了する理由は記載していないが、同様に最大25倍レバレッジと追証なしを売りとする同取引所の信用取引「AirFX」は引き続き運営を続けるとしている。
Zaifは2月16日から女優の剛力彩芽さんを起用したテレビCMの放送を全国で始めた。しかし同日に、発行上限が2100万枚と定まっているビットコインをユーザーに21億枚売ってしまうなどの不具合があったとユーザーから指摘を受け、20日に「システム異常によるものだった」と謝罪。21日からは値段を指定せずに注文できる「成行注文」を期限未定で一時停止するなど、システム負荷対策に追われている。
一押しして頂けると励みになります<(_ _)>
コメントを残す