2年前に問題になった主翼の強度不足。今回発覚した神戸製鋼の製品データ改竄が、根っこにありましたとか言わんでくれよ。もしそうだったら、結構、致命的にヤバい。初飛行以来続いていた、空調・与圧システム周りのトラブルどころじゃない。
神戸製鋼では、ことし8月末までの1年間に出荷したアルミ製品や銅製品の一部で、事前に顧客と取り交わした強度などの基準を満たしていないにもかかわらず、検査証明書のデータを書き換えるなどして出荷していたということです。
これまでのところ、出荷した製品の安全性に具体的な問題は確認されていないとしています。
一応、会社の説明を信じるけど、なーんか心配だなあ。
大手鉄鋼メーカーの神戸製鋼所は、自動車や航空機などに幅広く使われるアルミ製品や銅製品の一部について、強度などの検査証明書のデータを改ざんして出荷していたことを明らかにしました。製品の納入先はおよそ200社に上るとしています。
これは神戸製鋼所が8日午後、東京都内で記者会見して明らかにしました。
それによりますと、神戸製鋼では、ことし8月末までの1年間に出荷したアルミ製品や銅製品の一部で、事前に顧客と取り交わした強度などの基準を満たしていないにもかかわらず、検査証明書のデータを書き換えるなどして出荷していたということです。
データの改ざんは、栃木県や三重県などにある国内4つの工場で確認され、アルミ製品がおよそ1万9300トン、銅製品がおよそ2200トンに上るなどとしています。
また、この製品は自動車や航空機などの部品として幅広く使われており、納入先はおよそ200社に上るということです。
こうしたことから、会社側は事態は重大だとして、「品質問題調査委員会」を設置し、詳しい調査を始めました。会社側によりますと、これまでのところ、出荷した製品の安全性に具体的な問題は確認されていないとしています。
記者会見した神戸製鋼の梅原尚人副社長は「重大事案を生じさせたことを深く反省するとともに、多大なご心配とご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます」と陳謝しました。
(10月8日 NHK)
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