折り返し地点を越えた第24回参院選。一人区で少し動きがあったので予想を若干修正。
- 北海道ブロック(定数3):自民2、民進1
獲得議席数予想は6/13時点から変化なしだけど情勢に変化。長谷川岳@自民、徳永エリ@民進は鉄板だが、残り1議席で激戦度が上昇。柿木克弘@自民と鉢呂吉雄@民進が競る中、当初劣勢だった鉢呂が追い上げる。民進に鉢呂へ回す票の余裕は無かったが個人票が以上に分厚かった。一方、大地その他からの援護票が伸びていない柿木@自民。最終盤まで接戦が続く。
- 東北ブロック(定数6):自民2、民進2、無所属2
東北で自公が予想以上に伸び悩む。増子輝彦@民進が岩城光英@自民に優位に立っている福島に手間取っている間に、他県がやばい。岩手で木戸口英司、山形で舟山康江の統一系無所属候補が月野薫、田中真一の自民候補を食う。宮城は序盤優勢だった熊谷大@自民が櫻井充@民進にかわされつつある。明らかに戦略ミスだが、福島と宮城はまだ逆転可能。青森も少し不安だがまだなんとかなる。せめて6議席中3つは確保したい。
- 北関東ブロック(定数7):自民4、公明1、民進2
6/13時点から変化なし。茨城は岡田広@自民と郡司彰@民進、埼玉は関口昌一@自民、大野元裕@民進、西田実仁@公明。栃木と群馬は自民で鉄板。伊藤岳@共産が埼玉のラスト1議席に滑り込む可能性はほぼなくなった。
- 南関東ブロック(定数8):自民4、自民推薦1、公明1、民進2
6/22時点から変化なし。神奈川は、三原じゅん子@自民、三浦信祐@公明、金子洋一@民進。中西健治@自民推薦。浅賀由香@共産は、真山勇一@民進がよほどのチョンボをやらかさない限り厳しい。
- 東京ブロック(定数6):自民2、公明1、民進1、維新1、共産1
6/13時点から変化なし。中川雅治&朝日健太郎@自民、蓮舫@民進、竹谷とし子@公明、山添拓@共産、田中康夫@おおさか維新で決まり。小川敏夫@民進は厳しい。
- 北陸信越ブロック(定数5):自民4、民進1
新潟と長野で変化。森裕子@無所属の伸びが止まった。中原八一@自民が再逆転。長野の若林健太@自民も杉尾秀哉@民進を追い上げる。
- 東海ブロック(定数8):自民4、公明1、民進2、共産1
6/13時点から変化なし。愛知は、藤川政人@自民、斎藤嘉隆@民進、里見隆治@公明、須山初美@共産。三重は、岡田克也の「ここで負けたら代表辞任」発言で、芝博一@民進にややムチが入ったが、山本佐知子@自民優位の情勢に変わりなし。
- 近畿ブロック(定数12):自民6、公明2、民進1、維新3
6/22時点から変化なし。大阪は松川るい@自民、浅田均&高木佳保里@維新、石川博崇@公明。奈良は佐藤啓@自民がごっつぁん勝利確定。
- 中国・四国ブロック(定数8):自民7、民進1
6/13時点から変化なし。ここは本当に変化なし。
- 九州ブロック(定数10):自民7、公明1、民進1、無所属1
6/13時点から変化なし。大分で古庄玄知@自民と足立信也@民進が競るが、まだ古庄が優位。比例の今井絵理子@自民は「担がなきゃ良かった」レベルの集票状況。
前回は投票率55%前提で、比例の各党獲得議席をはじいたけど、多分当日の投票率は晴れても50%前後。最近の政党支持率から考えると、自民にやや逆風だが、組織票の厚みで相殺。出た結果は「自民18、公明7、民進12、維新4、共産6、社民1」。これに選挙区の予想を合せて調整したのが、下表。
政党名 選挙区予想 比例予想 合計 自民党 43 18 61 公明党 7 7 14 民進党 13 12 25 おおさか維新 4 4 8 共産党 2 6 8 社民党 0 1 1 諸派・無所属 3 0 3 合計 73 48 121 (自民の選挙区1議席には神奈川の中西健治を含む)
共産と少し距離ができた民進が、むしろ党勢を回復しているのが面白い。一人区で自民が落とすのは、今のままだと岩手・宮城・山形・長野・福島・沖縄の6ケ所。あと1週間で1つくらいは逆転したいところですねえ。
10日投開票の参院選に向け、最後の日曜日となった3日、各党の候補者らは厳しい暑さの中、各地で声をからした。
買い物客らでごった返す大阪市中央区の心斎橋では、大阪選挙区の現職候補が浴衣姿の女性アナウンス係2人と一緒に約40分かけて商店街を練り歩いた。軒を連ねる店舗に手を振り、すれ違う有権者と握手。スタッフからペットボトルのお茶を受け取って水分補給し、流れ落ちる汗をタオルでぬぐっていた。
滋賀選挙区の新人候補は、大津市のなぎさ公園沖の琵琶湖に浮かべたボート上から湖岸でくつろぐ市民に向けて演説。最後は湖に飛び込んで岸まで約15メートルを泳ぎ、支援者らと握手を交わした。
一方、高知県選管は3日、高知市内の商店街で模擬投票を実施した。今回から徳島と合区されたが、選挙区では高知出身の候補者がおらず、投票率低下が懸念される。職員らは坂本龍馬ら偉人を模した県のキャラクター4人を「候補」に立て、若者や家族連れにアピールした。
この日も西日本は猛烈な暑さで、高松市35.5度▽岡山市35.3度など各地で猛暑日となった。堺市は34.6度、京都市は34.0度を記録した。【岡崎大輔、森野俊、柴山雄太】。
候補者とスタッフの皆さんお疲れさま。確かに今日は燃えるほどの酷暑だった。にしても、
職員らは坂本龍馬ら偉人を模した県のキャラクター4人を「候補」に立て、若者や家族連れにアピールした。
キャラの中の人は大丈夫だったのか? 現地ではグラドルの上野優華を呼んでキャンペーンやってたそうだけど、いっそこのコスプレ路線で「もえる選挙」キャンペーンやればよかったのに。中の人は涼しく、周りは楽しい。
少なくともおいらは楽しい。
一押しして頂けると励みになります<(_ _)>
コメントを残す