出会い系で悪い大人の騙し方を身に着けるのも、アングラな世界の人間と接点を持って法の抜け道を学ぶのも、学習といえば学習だよな。ぶっちゃけ、とても役に立つ社会勉強。
と言うのは、流石に冗談として、
「娘がネットで知らない大人とやりとりしているとは全く気づかなかった」
こういうデジタルデバイドされている親御さんに、ネット時代の申し子たちの通信環境を管理をするのって、はなから無理な話じゃね?
おいらたちの世代は、親の目が届かない場所、管理できないところで馬鹿やって、そこそこに傷ついて知恵と経験を得た。ある意味、はしかみたいなもんだ。体を適度に傷めないと、免疫力は身につかない。
ネットもさ、本来そういう「親が管理できない場所」の一つに過ぎないはずなんだよな。にも関わらず、致命傷を負う子供が多いのは何故なんだぜ? ネットを悪用する大人が悪いのか。ネット上の悪意や危険を見抜くだけの知恵を身につけないまま、身の丈を超えた道具だけ手にした子供が不幸なだけなのか。
インターネットに接続できる家庭用ゲーム機やタブレットなどを通じて見知らぬ大人と出会い、性犯罪などの被害に遭う子供が増えている。
警察庁のまとめでは、スマートフォンや携帯電話、パソコン以外の通信機器で交流サイトなどに接続し、犯罪に巻き込まれた子供は昨年までの5年間で230人を超えた。スマホなどと異なり、ネットに接続できることを保護者が知らないことが多く、専門家は「親がフィルタリングをかけるなどの対策が必要」と警鐘を鳴らしている。
「娘がネットで知らない大人とやりとりしているとは全く気づかなかった」。保護者はそう驚いたという。警視庁が昨年2月、会社員の男ら2人を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕した事件。性的被害に遭った中学3年の少女(当時15歳)は携帯電話を持っていなかったが、弟から借りた通信教育用タブレットでネットにつなぎ、ツイッターや無料通話アプリで男らと連絡を取っていた。
(4月1日 読売新聞)
ここで「TVアニメ『凍京ぐらし!』OPムービー!?」を紹介。
今日のお題:何故4/1のニトロプラスはいつも全力なのか。
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