はたまた、
「見せてもらおうか、これからの日本の航空産業を支える国民の実力とやらを!」
か。
期せずして、エアラインの旅客機でも整備不良と思しき事故が多発しているけど、やっぱ、日本には決定的に不足しているんだろうなあ。金や技術というより、航空人口というソフトが。航空大国復活への道のりは、まだまだ遠いねえ。
20日午前7時45分ごろ、佐賀県神埼市神埼町竹の農地に、熱気球が高さ約100メートルから墜落した。乗っていた会社員の島崎秀剛さん(44)と松尾雄一郎さん(48)=いずれも佐賀市=が足や腰の骨などを折る重傷を負った。命に別条はないという。
県警神埼署によると、熱気球は、墜落現場から約2キロの吉野ケ里歴史公園をメーン会場に開かれた「バルーンフェスタ」の競技に参加していた。現場付近の上空で、真上を飛んでいた別の熱気球のゴンドラに接触し、その後、墜落したらしい。
競技は、地表の目標地点にできるだけ正確に近付くという内容。現場近くの農地に目標地点が設定され、この競技には24機が参加していた。
競技を主催した佐賀熱気球パイロット協会によると、ルール上は上の方にいる熱気球に回避義務がある。笹川和朗会長は「(来年秋に佐賀市で開催される)世界選手権に向け、安全管理の改善を検討したい」と話した。墜落現場近くの50代の女性は「競技があると多くの熱気球が飛んで来るが、ここで墜落事故が起きたのは初めて」と驚いていた。【松尾雅也、上田泰嗣】。
(12月20日 毎日新聞)
20日午前11時50分ごろ、静岡県富士宮市猪之頭の上空で宇都宮市の男性会社員(46)のパラグライダーと、神奈川県平塚市の男性会社員(41)のハンググライダーが衝突し、2機とも高さ100~50メートルから森林に墜落した。衝突後も機体に浮力があったため、2人にけがはなかった。
県警富士宮署によると、2人とも相手の機体に気付くのが遅れたらしい。パラグライダーは競技会に参加中、ハンググライダーの男性は個人で飛行を楽しんでいた。【井上知大】。
(12月20日 毎日新聞)
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