本来、身内の狭いコミュニティでしか生きられない程度のメンタリティとリテラシーしか持ち得ない出来の悪い輩は、どの世代でも一定数存在する。そしてそういう輩は、昔から地元という狭い世界で愚行を繰り返しては身内だけで盛り上がり、周囲からは「関わり合いを持ちたくない」と距離を置かれてきた。
最近続発している、ネット上での御花畑達の自滅劇は、「出来の悪い輩に身の丈以上の便利な道具を与えた結果」に過ぎない。そして、これまで関わり合いになりたくないと距離を置いてきた周囲や社会に「リスクを負わず、出来の悪い輩へ復讐する機会」を与えたことが、その結果を増加させた。
「愚かな御花畑」と「臆病な社会」に、SNSをはじめとしたネットのシステムが、個人情報の無限の拡散性と、一定の匿名性を維持しながらの情報の共有性を与えたことが、今の状況を生んだ。当事者のどちらかが劇的に変わらない限り、このドタバタはこれからも続くだろう。
「LINE」で元交際女性脅迫=800回超送信、容疑で男逮捕―警視庁
スマートフォン用アプリのLINE(ライン)などを使い、元交際相手の女性に800回以上「殺してやる」などのメッセージを送ったとして、警視庁東村山署は17日までに、脅迫容疑で東京都中野区上高田、無職伊藤福平容疑者(24)を逮捕した。「彼女を振り向かせたくてやった」と話し、容疑を認めている。
逮捕容疑は、5月中旬から7月上旬にかけ計806回、かつて交際していた都内在住の20代女性に、ラインやツイッターから「殺してやる」「包丁を持って待っている」などのメッセージを送り、脅迫した疑い。
(8月17日 時事通信)
この事件は、一見、普通のストーカー事件。だが、上記の「ネット上での御花畑vs一般社会」の要素が過不足なく含まれている。
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第11回MMD杯本選開幕。イイね!。
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