追い詰められて陥落寸前「…っぽいがその実、既得権益確保路線は堅持」福田総理と、相変わらずの詭弁家ぶりが流石に鼻につく「お公家集団・宏池会四人衆の下っ端」谷垣政調会長。彼らも大変だよねー。「福岡や京都の親分」はじめ、道路/公共工事関係で金ばら撒いて票集めないと民主党の攻勢に我が身が危ない先生達が、「絶対退くなよおまいら!」って怖い顔して睨んでるんだもん。
少し前に一般財源化に一部逃げるとかしとけば、ここまで追い詰められなかっただろうに(本来は一般財源化すらも問題だけどね)、後悔先立たずですか?それともまた逃げ道&総理や手下の人身御供は準備済みですか?>古賀センセ。それにしても、民主党もズタボロな状況なのに、まるっきり反撃&反転攻勢への気配すら見せられない政権与党。みっともないと言うか、芸が無さ過ぎるぞ。
福田康夫首相は14日、揮発油(ガソリン)税の暫定税率の10年間維持などを盛り込んだ租税特別措置法改正案について、与党に修正案のとりまとめを急ぐよう指示した。町村信孝官房長官が記者会見で明らかにした。首相の指示を受け自民、公明両党は同日夜、政調会長が東京都内のホテルで協議し、民主党とも十分合意できる案を策定することで一致した。暫定税率の期限切れが31日に迫り、与党側が修正案をまとめ野党に協議を持ちかける方針に転じた。
首相は14日夜、太田昭宏代表ら公明党幹部と首相公邸で会食し、租特法改正案の修正協議についても意見交換。出席者によると、首相は「ぎりぎりまで妥協を探り、期限切れを何としても避けたい」と話し、与野党合意に向け意欲を示した。
首相は、14日の参院予算委員会では「与党として、まずどういう対応をすべきか検討しなければいけない。そういう時期に来ていると思う。その上で与野党間の協議を進めることが必要だ」と述べた。
修正案に関しては「暫定税率の水準は維持するとしても、その中で一般財源化をどう図っていくか、暫定税率の期間はどうなのかも含め、検討することはたくさんある」と答弁。暫定税率の維持を前提に、一般財源化する額や使途の拡大、さらに10年間で59兆円かかる「道路整備の中期計画」の見直しも検討対象になるとの考えを示した。
道路特定財源をめぐって、民主党は、ガソリンの約25円値下げにつながる暫定税率の廃止など抜本的な修正を求めてきた。政府・与党は道路整備の必要性などから税率の維持を主張して対立、修正に向けた与野党協議の糸口はつかめていない。【川上克己】
(3月15日 毎日新聞)
<暫定税率法案>廃止受け入れられない 谷垣政調会長
自民党の谷垣禎一政調会長は15日、大分市で講演し、31日に期限が切れる揮発油税の暫定税率の維持を盛り込んだ租税特別措置法改正案などの修正に関連して「4月1日にマーケットを大混乱させることは絶対できない。国・地方の予算の組み直しもするわけにはいかない」と述べ、民主党が求める暫定税率廃止は受け入れられないとの考えを強調した。
そのうえで「国民生活の混乱回避を第一に考えるならば、接点が見つけられないわけではない」と語り、民主党に譲歩を促した。
また、町村信孝官房長官は東京都日野市での講演で「(修正の)与党案を来週中に作り、民主党に提示する。年度末にしっかりした(合意)案を作り、国民の理解を得たい」と語った。【竹島一登】
(3月15日 毎日新聞)
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