世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王座決定戦で新王者となった亀田興毅(19)=協栄=が激戦から一夜明けた3日、試合を中継したTBS(東京・赤坂)で記者会見し、「まだ実感がない。2時間しか寝てないから、頭はきのうのまま」などと感想を語った。
試合は12回判定勝ち。微妙な判定はこの日の新聞紙上でも疑問視された。「好きに何でも言ったらいい。人それぞれの意見、見方がある。負けたら次はない。勝ったから次につながる」と一蹴(いっしゅう)。1回終了間際に初のダウンを喫したが、「あそこはおれ流のサプライズや」と変わらず強気な言葉を投げた。
防衛戦や階級変更など今後はすべて未定。金平桂一郎会長は「少し休ませてやりたい。いろいろな意見があるが、また亀田らしいボクシングをすれば評価は一変すると信じている」と話した。
(時事通信 2006年8月3日)
今更スタンス&スタイルを変えるわけにはいかないのは重々承知。だけど百のハッタリも、一つの生中継映像の前には無力。クリーンヒット狙いだったと「自己評価で」強弁しても、映像がそれを証明していないし。「ガードしていたからパンチはもらっていない」と強がっても、ボコられてボロボロ&フラフラになっていた11-12Rの有様を数千万人の人間が見ているし。もう虚しいから止めようよ。今日の会見はしょうがないけど、暫くは大人しくボクサー修行に専念して欲しい>亀田。出来ればまともなトレーナーの下でね。
にしても、腹が立つのは金平会長の「亀田らしいボクシングをすれば評価は一変すると信じている」というコメント。あんたらが演出したその「亀田らしいボクシング」とやらのメッキが剥れたから、昨日のような醜態と今日のような騒動になっとるんだろうが。それとも何か?また噛ませ犬連れてきてKO劇見せれば、観客は許してくれるとでも思っているのか?大衆と視聴者舐めるのもいい加減にしろよ。あと、「早速」、王座を防衛せずに返上する可能性も示唆したらしいけど、昨日みたいな試合した直後にそれ決めたら、もう誰も亀田を顧みないぞ。それでもいいのか?。
…いいんだろうなぁ…ふぅ(溜息)。
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