再生と再建に向けて試練の日々が始まった件について

本日投開票が行われた第45回衆議院総選挙。予想通りと言うにはあまりに過酷な結果に瞑目。

民主政権誕生へ=300議席超す勢い-自民惨敗、公明も苦戦・衆院選開票

政権選択を最大の焦点とする第45回衆院選は30日午後8時で投票が締め切られ、開票された。民主党は小選挙区、比例代表ともに自民党などを圧倒、300を超える議席を獲得する勢いで、民主党中心の政権誕生が確実となった。これに対し、自民党は各地で苦戦。議席の激減は避けられず、公明党と合わせても過半数(241議席)を大きく割り込むのは必至だ。

民主党の鳩山由紀夫代表は午後9時40分からの共同インタビューで「政権交代が結実しようとしている。勝ってもおごらず国民の勝利に結び付けていきたい」と事実上の勝利宣言を行った。新政権の枠組みに関しては「社民、国民新党と連立を組みたいと言ってきた」と述べ、両党と政権協議に入る考えを示した。選挙を指揮した民主党の小沢一郎代表代行は、NHKの番組で「自公の政治に対する批判、不信が強かった」と勝因を分析した。

一方、政府筋は、麻生太郎首相の進退について「負ければ総裁は辞めざるを得ないだろう」と党総裁の辞任は不可避との見方を示した。

政権交代は、非自民の8党派による細川内閣が発足した1993年の衆院選以来。第1党が政権を奪う形での交代は、社会党を中心とした47年の片山内閣以来、62年ぶりとなる。自民、公明両党の連立政権にも10年で終止符が打たれ、政界は新たな時代に入る。

午後9時半現在、民主党は選挙区78、比例43の計121議席を固めた。同党は、前回1勝24敗だった東京で11議席を確実にしたほか、北海道、愛知などでも着実に獲得議席を伸ばした。比例でも前回から大幅に上積みし、国会運営の主導権が握れる269議席の絶対安定多数の獲得も確実だ。

(8月30日 時事通信)

詳しい状況・敗因分析は明日以降に改めて行いたいと思いますが、昨日のブロック予想の下限一杯まで負けが込むとは、流石にショックですね>自民党。今更ながらにワイパー選挙の極端ぶりに嘆息かも。

(*過日、当時の社会党に小選挙区の魔力を説いて籠絡に勤しんでいた小沢氏@自民党幹事長(当時)が、今回の結果をどのような心境で迎えたのか、選挙結果とは別にちょっと興味をひかれるところです(^^;)

さて、昨日も申し上げましたが、今回の結果は「現時点の民意」として厳粛に受け入れるしかありません。しかし、保守&現実主義陣営としては、現在の社会システムを加速度的に崩壊させるだけの政策山盛りな民主党政権を、長続きさせる訳にも行きません。怪我の功名ながら、今回の大敗で党内の老害&媚中&族議員は、その大半が勢威を失いました(古賀や森が落選しなかったのは片手落ちですが)。先の参院選での大敗でも惰眠をむさぼっていた彼らをパージして、他党の人材も含めてもう一度「真の保守陣営」を立て直すには、今こそが好機。そのように考えたいです。

イギリスでは保守党が労働党に歴史的敗北を喫して、現在まで党勢を立て直すのに10年かかりました。自民党もその位の年月を覚悟しなくてはならないでしょう。しかし、それだけに一歩一歩の歩みは着実に進める必要があります。まずは来年の参院選。新生・自民党をはじめとする保守陣営は、その日までに如何にして「責任ある野党」としてのスタンスを確立することができるか。

「自民党はまだ『真の保守』へ羽化(へんしん)を完了していません!」

そう、日本を諦めるにはまだ早い。本当の勝負はこれからだ。

今日の一銘柄

  • 菊水電子工業(6912):独立系。電子計測器・電源機器メーカー。耐電圧試験器、据え置き型直流安定化電源でトップ。8/28日終値は前日比9円高の350円。9月第3週中の目標株価380円。向こう半年間の目標株価450円。

あと、裏・一銘柄ってわけじゃないけど、しばらく一部の製造業株と金融株と人材派遣株は売りですな。「短期安定政権成立」へのご祝儀相場の間は別カウントとして。

ここで脈絡アリアリで「【MAD】咲 saki 「DREAMS」【ガンダムX OP】」を紹介。


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明日、アニメ最萌4試合全てに、のどっちを筆頭とした「咲-saki-」勢が登場。さて結果はどう出るか?。今日の衆院選より論理的な結果になるかは、見てのお楽しみですね。

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