両手と口、5本の筆で一気に書をしたためる達人技―重慶市

両手に2本づつ、口に1本、計5本の筆をくわえて一気に文字を書くという特技の持ち主、葉根友さんが、今回は重慶市を訪れた。

 

2006年12月4日、浙江(せっこう)省杭州(こうしゅう)市出身の書道家・葉根友(イエグンヨウ)さんが、重慶(じゅうけい)市で彼独自のすご技を披露している。両手にそれぞれ2本づつの筆を持ち、口にさらに1本くわえた葉さんは、計5本の筆で一気に「晨報天天新」という文字をしたためた。もちろん各筆がそれぞれ1文字を書き、漢字にゆがみや狂いはない。

現在29歳の葉さんは、5歳のときから書道の修行を始め、休むことなく現在まで続けてきた。両親は農民で家計は苦しく、学校は中学2年生で中退。16歳の頃、彼はアルバイトをしながら空いた時間を利用して書道を続けた。しかし今は5本の筆を使った中国初の書家として有名になり、また彼の技はギネス世界記録に認定されているという。

「5本の筆で同時に書を書くことは、普通の人にはなかなかできないことでしょう。バランス能力が求められるだけでなく、漢字の構造を熟知しない限り無理なのです」と葉さんは言う。今回彼は、重慶市に住む書道家たちと交流するために同市を訪れ、10日間ほど滞在する予定だ。彼の夢は、40歳になる前に全国を旅することで、2002年以降彼はこの夢の実現に向けて動き、重慶市は9番目の目的地だという。

(Record China) – 12月6日

 昔、「とどろけ!一番」という漫画がございましてのぅ…(遠い目で以下略)

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