練習船「青雲丸」で海技大実習生に何があったのか?な件について

 時系列で見ると、

  • 7/13:自殺未遂、というより「青雲丸」から海に逃げ出した19歳実習生が、第三者に保護されて「将来が不安になった」と証言
  • 7/21:20歳実習生が「実習を継続するか悩んでいる」と教官に話して下船させられた後、帰船予定の7/28に自殺
  • 7/30:21歳実習生が突然失踪

 つまり、7月下旬の一連の事件で確実に生き残っているのは、「青雲丸」関係者以外の第三者に身柄を保護してもらった19歳だけってことか。

機構は「現時点でいじめや指導上の問題は確認されていない」と説明している。

 確証はないけど、海技教育機構が嘘を言ってるようには思えない。

 というよりも、虐めやパワハラのレベルではない「何か」が「青雲丸」で起きたんじゃないかとしか、3人がそれに遭遇してしまったんじゃないかとしか思えない。

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<海技大学校>下船後に実習生1人自殺 1人未遂、1人失踪

 独立行政法人「海技教育機構」(横浜市)は30日、船員を養成する練習船「青雲丸」に乗っていた海技大学校(兵庫県)の実習生1人が下船後に自殺し、別の2人も自殺未遂したり、失踪したりしたと発表した。機構は「現時点でいじめや指導上の問題は確認されていない」と説明している。

 機構によると、自殺したのは男子実習生(20)で、7月21日に「実習を継続するか悩んでいる」と教官に打ち明けた。家族と相談させるため下船させ、帰省させたが、警察から名古屋市内で死亡したと同28日に連絡があった。実習生は同日に帰船する予定だったという。

 別の男子実習生(19)は同13日午前1時ごろ、香川県小豆島の坂手港沖で停泊中の船から海に飛び込んだ。実習生は小豆島にたどり着きけがはなかったが、「将来が不安になった」と話したという。同30日にも男子実習生(21)が名古屋港で下船後、行方が分からなくなった。機構は自殺などの事案が相次いだことから、有識者による第三者委員会を設置して原因などを調査する。【酒井祥宏】。 

(8月30日 毎日新聞)

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